Mifuji

映画の感想兼日記です。 映画との出合いは、人生における人との出会いと同じように、出合う…

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映画の感想兼日記です。 映画との出合いは、人生における人との出会いと同じように、出合うべきときに出合うべきものに出合う。そんな気がいつもします。

最近の記事

【BLUE GIANT】熱量で人を魅了する映画の話|鑑賞記録と考えたこと

BLUE GIANTのサブスク配信が始まった。 それとほぼ時を同じくして、早稲田松竹でも上映がはじまった。期間は1週間。 恋人が一番好きな映画を映画館で見られるまたとないチャンスに、わたしたちは迷わず予定を入れた。 わたしの恋人は、この作品を劇場で4回、家や飛行機で3回鑑賞するくらいこの作品を愛する人だ。 それでも彼は、作品について内容を今日までほとんど語ることなく、ただいつも通りの雑談をしながらわたしの左隣に座った。 その日、名画座には珍しく5歳くらいの男の子とその母親

    • 旅に出る。人に出会う。凍った心が少し溶ける。

      「門司港は、地方は、心が傷ついた人たちのための場所なんです。そういう人たちがいっぱいいて、認めてくれる人たちがいて、安心して生きていける場所なんです。」 埼玉出身、東京在住。一人暮らしと同時に始めた新しい仕事と職場が合わずに体調を崩し、先月末に退職。 壮絶な1年だった。フルタイム勤務のストレスによる過食で8kg太り、シフトを週1日に減らして6kg痩せたけど働く日数を少し増やしたらまた4kg太って。 お風呂もご飯もまともに世話できなくなって数ヶ月実家に帰ったし、仕事への拒否

      • 自己紹介をします。

        はじめまして。 わたしは11年前にうつ病と診断され、今年双極性障害Ⅱ型に診断が変わりました。映画を観るうえで、わたしの病気と人とは少し違う人生が大きく関わっているので、自分自身のことを簡単にまとめます。 わたし 1996年生まれの26歳です。 東京で一人暮らしを始めて1年が経ちました。 真面目でガリ勉だったわたしは、15歳のときに突然問題集の文字が滑るようになり、涙が止まらなくなりました。 なんとか入った高校も半年で通えなくなり、高認はとったものの大学を諦め、専門学校を

      【BLUE GIANT】熱量で人を魅了する映画の話|鑑賞記録と考えたこと