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自己紹介をします。


はじめまして。
わたしは11年前にうつ病と診断され、今年双極性障害Ⅱ型に診断が変わりました。映画を観るうえで、わたしの病気と人とは少し違う人生が大きく関わっているので、自分自身のことを簡単にまとめます。


わたし

1996年生まれの26歳です。
東京で一人暮らしを始めて1年が経ちました。

真面目でガリ勉だったわたしは、15歳のときに突然問題集の文字が滑るようになり、涙が止まらなくなりました。
なんとか入った高校も半年で通えなくなり、高認はとったものの大学を諦め、専門学校を留年して社会人になりました。

病気になってからの10年間、"普通の人になりたい"と思い続けて、繕って、無理をしてきました。
いつか普通の人に戻ったときのために履歴書に傷をつけまい、そればかり考えて、学校や仕事を一番に優先して、休日は家で寝たきりの生活を過ごしていました。

これは病気じゃなく個性だ、わたしはこのままで生きていこう。
そう思ったのは半年前で、そこから少しづつ自分が楽しく生きることを優先できるようになってきました。

今日に至るまでの11年間、きっと人より泣いて、苦しんで、そこから逃げるためにいつの間にか自分自身にたくさんの足枷をはめてしまったようです。
人にうまく心が開けないと、年齢を重ねるごとに強く感じるようになりました。


わたしと映画

わたしにとって映画は、小さい頃からそこにあるものでした。
アクション映画ファンの父の影響で、わたしと兄は「インディ・ジョーンズ」「ジュラシックパーク」「マスク」「ハムナプトラ」なんかの映画を何度も何度も繰り返し観て育ちました。

小学4年生あたりから、その娯楽を小説に見出すようになりました。ところが心の病気をきっかけにして文章が読めなくなり、読書からは遠ざかりました。

5年ほど前からたくさんの映画を観るようになったのは、胸や頭の中に沸き出してくる言葉にできない嫌な感情から遠ざかれると気づいたからです。
叫んだり泣いたりしてしまいそうなときは、目と耳を映画で塞ぐ。エンドロールが終わるころにはその気持ちが少し収まってきます。

体調がよいときも映画を観るのは、映画を観ることで、自分の心の奥底で自分でも気づかなかった感情を表に出したり、生きる勇気をもらったりできるからです。

そして、人と関われるからです。

わたしは単館映画より話題作や名作を観ることが多いです。
映画が誰とでも話すことができる種になるからです。
世代や国籍が違って仲良くなれないと思っていた人とでも、会話のきっかけをつくってくれます。
だからわたしはきっと、今でも1年に100本の映画を観続けているのだと思います。


最後に

わたしと、わたしに関わってくれたすべての人が幸せになりますように。

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