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とにかく一生のお願いだから、騙されたと思ってBリーグを見てほしい。

こんな長いタイトルをつけて一体どんな話をするのかと思いきや、私の言いたいことはこの32字に全て詰まっている。言葉の通り、何も言わずに見てほしい。見ればわかる、すっごいやつやん(cv.お祭り男)なのだ。

といっても流石に色々と足りないので、自分語りをしつつBリーグについて好きなように書き綴っていく。

■そもそもバスケを好きになったのは…

私の初恋は3歳だった。お相手は2つ上の幼馴染、たっくん。たっくんはちょっと冷たいのにたまに優しい所謂ツンデレタイプで、その上お顔も好み。彼のせいで私は今でもツンデレが大好物である。

そのたっくんが小学4年生の時に始めたのがバスケだった。

別々の小学校で会うこともほとんどなかったし、もうその頃には別の男の子しょうくんに夢中だったのだが、よく言う「初恋は特別」なのだ。

初恋の男の子がやっているスポーツ、その響きがもう既にかっこよくない?!という、アホみたいな理由ですっかりバスケが好きになった。

私もすぐにバスケを始めたかったのだが、当時週5で習い事に通っていたため、新しく何かを始めるのは難しかった。というのが表向きの理由。本当は、とんでもない運動音痴だったため諦めざるを得なかった。

かくして私は「バスケ好き(ただし見る専門)」となった。

■2018年5月26日

それからたっくんの試合を見に行ったり、高校のバスケ部の試合をこっそり見に行ったりしていた。もちろんNBAも映像で見てみた。しかし迫力に圧倒され、かっこいいより怖いになってしまい、大人のバスケが苦手になってしまった。

NBLやbjリーグの存在は知っていても、深く興味を持つことはなかった。

しかし、大きな転機が訪れる。それがこの日付。そう、2017-18シーズンのチャンピオンシップ決勝。千葉ジェッツ対アルバルク東京の試合日。

ふとテレビをつけたらちょうど試合中で、そのまま魅入ってしまった。

結果はご存知の通り、アルバルク東京が勝利したのだが、私が好きになったのはその相手、千葉ジェッツだった。

特に2番のPG。映像で見てもすぐ分かるくらい小さいのに、とっても派手なバスケをしていた。今や1億円プレイヤーとなった富樫勇樹選手。

かっこよくて頭が割れてしまいそうだった。

試合終了後すぐに千葉ジェッツをGoogle検索。ネット上にある映像を全て見て、その他の主要チームについても徹底的に、選手の顔と名前、ポジションまで暗記し、完璧なコンディションで次のシーズンを迎えた。

■2018-19シーズン開幕

迎えた第1節、オフの間に千葉ジェッツブースターとなった私はもちろん千葉ジェッツ対川崎ブレイブサンダース戦を見た。

元々軽いPGフェチがあった私は千葉の中でも富樫選手と西村文男選手が好きだったのだが、この日に推し選手がもう一人増えてしまった。

それが、篠山竜青。日本代表のキャプテンも務めあげる男である。

篠山選手はとにかく気概がすごかった。試合ももちろんだが、1秒1秒ボールに対する執念のようなものが感じられて、試合を見終わる頃にはすっかりファンになっていた。

開幕から更にBリーグの虜であった。

それから2シーズン、徒然なるままにBリーグを見て今に至る。

■2シーズン見た新参者が選ぶNo.1

といってもひとつには絞れなかった。ので、心に残っている3試合と、推し選手5人の名前を挙げさせていただく。

まずは試合編。

3位は第94回の天皇杯決勝、千葉ジェッツ対栃木ブレックス。

オーバータイムまで突入する激闘の末、千葉が勝利するのだが、両者1歩も譲らず応援している視聴者さえ1秒も気を抜くことが出来ない白熱した試合だった。

2位は2018-19のCS決勝、千葉ジェッツ対アルバルク東京。

60戦中52勝という過去最高勝率で地区優勝を収めたにも関わらず千葉ジェッツが敗北。これはブースターとしても悲しく辛く悔しい試合となった。試合終了後の千葉の選手たちの表情が痛ましく、それが今でも忘れられない。

1位は第95回の天皇杯決勝。

ここまで推しチームである千葉ジェッツの試合だが、1位は違う。川崎ブレイブサンダース対サンロッカーズ渋谷戦。

この日、川崎はキャプテンの篠山選手と外国籍のマティアス選手が怪我、藤井選手と鎌田選手がインフルエンザで計4人が欠場した。篠山選手と藤井選手が抜けたことでPGがまだルーキーの青木選手1人となってしまったのだ。

それでも試合結果はたったの5点差、2ポゼッション差だった。

とにかくSGの辻選手がとても素晴らしくかっこよかったのでどうかこれだけでも見てほしい。ボールを運び、ゲームメイクもし、尚且つ点も取る。ゲームには負けたけど、私の中では大勝利優勝川崎しか勝たん!!!であった。(なんの名誉もなくてごめんなさい)

次に選手編、本当は魅力たっぷりの選手がうじゃうじゃいるが、ここまで長くなりすぎたため軽く流していこうと思う。

第5位、富樫勇樹選手

Bリーグにはまるきっかけをくれた選手。低身長ながらプレーは派手目。とにかく目立つ。速い。

第4位、比江島慎選手

これはルックスと雰囲気も込である。バスケをしている姿はもちろんかっこいいのだが笑顔が可愛い。優しそうで意外とおちゃめで、私の好みをばっちり押さえている。

第3位、辻直人選手

今年の天皇杯で射止められてしまった。試合中のかっこいい姿が嘘のような饒舌ぶりも、面白くて好き。

第2位、篠山竜青選手

この人もメディア向きの選手。W杯で悔しい結果となっていたときに「この経験を次に活かすと言える年齢ではない」とはっきり言いきった覚悟と、asicsのバッシュを母校の北陸高校に配りに行く動画で沼にはまってしまった。

第1位、西村文男選手

篠山選手の高校の先輩であり、Bリーグのおしゃれ番長、あざといの代表格である。ひょうひょうとした雰囲気だが、ストイックに努力しているであろうギャップが堪らない。一昔前の言葉だが、萌え そのものだ。

ここまでBリーグを好きになったきっかけと好きなところを長々と語ってしまったが、これでもまだ1%も語れてないほど、もっともっと沢山の魅力がある。

主にB1リーグについて話してきたが、B2、B3リーグもそれぞれ面白さがある。

B1リーグは来シーズンからは2地区制となり、また新たな風が吹き込むことが予想される。令和はバスケだ。令和は、バスケの時代である。

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