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うつ病の労災認定の難しさ〜事業所印を巡ってのややトラブル〜

前回の続きからです。

さて、病院やクリニックの領収書が集まったので
職場へ捺印のお願いをしたところ…

人事「労災申請をされるんですね。
   過去にこのような事例がなかったので
   少々コチラで持ち帰らせていただいて、
   またご連絡いたしますがよろしいですか?」

私「え?どういうことですか?
  申請すれば事業所印はすぐ貰えるのでは?」

人事「その事業所印はコチラが独自に調査いたしまして
   労災であると判断した場合のみに
   捺印させていただきます。」

私「過去に事例がないとは…会社設立して
  50年以上経ちますがその間に私以外にも
  精神疾患を発病した人は
  ほぼ確実にいらっしゃると思いますが…」

この時、闇を感じたのは私だけではないはず。

この職場、ヤバイな、なんかある。

他の可能性として考えられるのは
・そもそも申請するほど体力がない
・申請できることすら知らない

こんなこともあると思います。

そして数日後、1本の電話が。
人事「独自調査に付き合っていただきたいので
   こちらまで足を運んでいただくことは
   可能でしょうか??」

独自調査ってなんだよ。

数日後、私は休職中の職場に重たい足を運んだ。

そして独自調査なるものが始まった。

個室に人事課2名のみ、あとは私と向かい合って
座る形だった。

そこから2時間ほど聞き取り調査がされたが
・いつ?勤務時間後?
・どんな状況?誰がその場にいたか?
・どこで?どのくらいの時間?

など話したくもない内容を細かく聞かれました。

うつ病患者ほど過去の辛い感情を思い出すのは
すごく嫌でした。

調査が終わって数日後、
独自調査の結果が帰ってきた。

もし、事業所(職場)が労災だと認めるなら
捺印がされているはずだが、、、

押されていない。

それに添付してあったのは
「理由書」という
なぜ認定できないかの理由が書かれて
いました。

その内容をざっくりいうと、
我々の独自調査で関係者に聞き取りを行ったところ
労災であると判断ができないため事業所印は
捺印しかねます。

とのことであった。

どんな調査を行ったのか、誰に聞いたのか
はっきりしたものは全然記されておらず…

職場側も労災が発覚すると
悪評がついてしまいますので
なんとしてでも抵抗してくることは
理解していたのでびっくりはしませんでした。

まあ、あとは労基署に任せよう!で
理由書とともに提出しました。

果たして認定されるのか、、、

では次回をお楽しみに!!!
最後まで読んでいただきありがとうございました。


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