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【体との対話note】写真を見て、その本質と身体の感覚を感じ取る練習

「身体との対話note」は、いつもは身体に集中して行った結果をこちらでシェアしていますが、今回は趣向を変えて写真を使ってやっていきます。

やり方は簡単です。
写真を見て、その本質を捉え身体で感じて、それを言葉、イメージ、音などで表現します。

人は、何か見た時に必ず身体が反応しているはずです。
美しい景色を見た時を想像していただけるとわかるかと思います。

では、やっていきましょう。

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揺るぎない自分
揺るぎない本質
揺るぎない心
揺るぎない土台
揺るぎない自己
動じない心
揺るぎない存在

色々言葉が出てきます。
この中で私が最もしっくりくるのは、「揺るぎない存在」です。「でんとした」もつけたくなってきたかも。

「でんとした揺るぎない存在」
身体の内側に響かせます。
しっくりぴったりな感じ。決まりです。

この写真は、私の地元、群馬県伊勢崎市から見た赤城山です。
昨年関東を襲った、あの大きな台風が過ぎ去った日の夕方に撮りました。

山は、雨の日も風の日も嵐の日も雪の日も晴れの日も、季節が変わろうとも、雲で覆われようとも、西日が当たろうとも常にそこにでんと存在しています。私が子供の頃からね。

周りの環境がどんなに荒れ狂った状態でも、自分の内面は凪いでゆったり落ち着いているようなイメージもあります。憧れます。

今回私は写真で行いましたが、心理療法のフォーカシングでは、ポストカードを使って行うポストカード・フォーカシングと呼ばれるものがあります。
フォーカシングでは、身体の感覚のことをフェルトセンスと言います。写真や絵を見て行う方法は、それが捉えやすいので初心者でも比較的簡単にできるようです。

身体の感覚、大事です。
これは感じ過ぎるのも辛いですが、感じない場合にも弊害があります。

感じない人の場合、感じると辛いため、無意識に抑圧して感じないようにしています。生き残るための手段だったので悪いことではありません。
ただ、感じないようにし続けると、身体の中の生きようという自然の力が麻痺してしまうので、時にはプロの手を借りて、少しずつ感じられるようになった方がいいと思っています。

手始めに、気になる画像を見つけて、身体の感覚を感じて表現してみるのもいいのではないでしょうか。


長沼美恵
ウェブサイト
https://heart-ikiiki.amebaownd.com/

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