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こんにちは、私の知らない本当の私

Bonjour ! みなさんこんにちは。Mielです。

100%道産子の私ですが、寒さは本当に苦手です。室温が25度以上ないと家の中でも短パンがはけません(笑)それをいつもふーさんに笑われます。最近めっきり涼しくなり、スパッツ+厚手靴下を履きだした私をみて、「あーあ、今年もいい季節が終わってしまった」と彼は嘆いています。。。だって寒いんだもん、仕方ないじゃん。そもそも、日本人とフランス人では基礎体温が違うんだって(と、勝手に決めつけている)。だって、年中半袖短パンで過ごす人を見かけるし。みなさんもそう思いませんか?

先日、やっとやっと、待ちに待った念願の滞在許可書を受け取りました。今まではビジタービザでしたが、去年結婚したので、今回の更新から家族ビザになり、フランスで仕事ができる身分になりました。やっとやっと!!!

もう本当に嬉しくって、この気持を誰かに伝えたくてnote書いてます(笑)

ビザが変わってすぐ仕事ができるとは限りません。それに私の場合、他のフランス人と対等に働けるほどのフランス語がまだ身についていないし、ただでさえ失業率が高いフランスで、それも外国人が簡単に仕事をみつけることは本当に難しいのが現状です。

そんな現実を置いといて、私は毎日妄想しています。

例えば、看護学校の先生。私は看護師だったのと、看護教育にも興味があるので、看護師の卵さん達を応援することができればいいな、という思いがあります。以前日本で公開された、フランスの看護学校のドキュメンタリー映画があるってネットで見たので、すぐ近くの本屋から取り寄せ、フランス語版のDVDを観たり。それも学生じゃなくて、先生目線で。でも何言ってるか全然わからないんですけどね(汗)雰囲気だけその気になってます。学生さんが涙する場面で先生が優しく慰めているのを観て、私も一緒にウルウルしたりして。

あとは、三輪の軽トラに乗っておにぎりを売る人。以前イタリアに旅行した時にみつけた、田舎道を走る三輪の軽トラ車(アペっていう名前らしい)がとってもかわいくて、私に似合う!って勝手に思っていました。そして、私はあの軽トラにたくさんのおにぎりを積んであちこちに売って歩くのって楽しいだろうな〜とか。簡単に持ち運びができて食べられるおにぎりって、フランスの高校生とか大学生にも人気が出るんじゃないかな〜とか。うちの近くの浜辺で、<道産子おにぎり>とか旗パタパタさせながらいらっしゃ〜いとか言って(あくまでもあいさつだけは日本語で)、のんびり過ごせたらいいな〜とかね。

日本で生まれた私ですが、その私が他の国に行くことは、そこになじまなければならないというやや脅迫的な思いがありました。それは、ある意味正しいことだと思います。そこの文化を知らなければ、そこになじまなければ、そこで安心して生きていけないから。そのために自分を必死に抑えてきたように思います。でも、なんだか最近、それがとっても息苦しいんです。もう、いいんじゃないかと。もう本当の私を出してもいいんじゃないかって思うようになっているんです。どうしてそう思うのか、自分でもわかりません。まだまだフランスのことを知らないし、言葉も理解できていないのに。でも、でも、もうそんなことはやめたい。自分を隠して、周りに合わせていてもなんにも楽しくないことがわかってしまったようです。

だから、こんな妄想がどんどんでてきてしまうんじゃないかとも思います。もう、私を隠せない。本当の私が出てくる時間が来たようです。

私は、本当の私をまだ知らないのかもしれません。それを知ることは、怖いような、楽しみなような。でも、本当の私はもう動き出してしまっています。もう、止められない。
もう、止めたくないです。

次の私をお楽しみに! A  bientôt !





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