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【鶴亀杯】今の気持ち 17文字で 表そう【俳句部門参加】

俳句といえば、最早知らない方はいないでしょう。
そう、夏井先生が芸能人を容赦なくぶった切ることで有名な、言葉の芸術です。

前回、無い知恵を振り絞り31文字の世界に挑戦してみましたが、それでも苦しんだのに、更に14文字短い575の世界で、どれだけの表現ができるのやら⁉️

仕事してるフリで考えていた苦を…もとい、句を3つ披露させて頂き、また皆様のご笑覧に預かろうという試みでございます🙇‍♂

では以下の句、テイスティングのほど、よろしくお願いいたします❗🙏

第一の句☝️

『青春を 過ぎてなお追う 各駅で』

鉄道ファンの皆様には有名な青春18切符を詠んでみました🚉
この切符、年齢制限はありませんので、0歳でも100歳でも使えるんですが、年々使い勝手が悪くなってきましたねぇ😮‍💨
新しい新幹線が出来たら、その並行在来線はJRから見捨てられるので、当然この切符も使えなくなるんですよ🎫
我が富山も北陸新幹線が出来たせいで、在来線はJRから見捨てられ、青春18切符だけで富山にやって来て頂くのは、非常に困難になってしまいました。
再来年とも言われる、北陸新幹線敦賀開業後は、敦賀から直江津、長野までがJRから捨てられ、在来線がとんでもないことになってしまうんでしょうね😡

それでも私は年に数回、特に夏は余計な出費が必要になったとは言え、青春18切符の旅が楽しみの一つです。
特に日本海沿いに北上する旅は、旅情を感じられますね。
実は今夏は、余計な新幹線が出来る前に長崎へと18切符で旅しようと計画していたのですが、家族の猛烈な反対と第七波のせいで計画オジャン⤵️になりました😭

安心して旅に行ける日はいつ来るのだ❗


第二の句✌

『同窓会で知る あの子はもう 三回忌』

横浜の小学校を卒業し、広島の中学校に入った時、初恋をした相手は私にミエハルというアダ名を付けてくれた女の子でしたが、その子と違い、クラスで初めて私に話し掛けてくれた女の子を思って詠みました。
私の苗字がア行、私の左隣に座る女の子もア行ということで、最初の一ヶ月を過ごしたのですが、私が自己紹介をした後、
「横浜から来たの?」
って話し掛けてくれた苗字がア行の女の子がいました👧
それが広島で初めて、男女不問で同級生と交わした会話だったんですけど、やはり初めて話した相手のことは忘れないですね。

数年前に行われた中学校の大同窓会で、その子の名前を探してみたんですが、なんと既に天空へ旅立ってしまっていました。

楽しかった同窓会でしたが、このことだけは悲しかったです。

ちょっと破調気味ですが、ご容赦を…


第三の句🤟

『少しずつ 近付く父との 年齢差』

私の父は8年前の7月、79歳で他界しました。
晩年の父は病気のデパートのごとく、あらゆる病気を発症し、最後の入院となった9年前の秋には、なんとなくこれで父は自宅には戻れない…と直感してしまいました。
残念ながらその直感は当たってしまったのですが、最後の入院生活では、父の最後のガッツを男の生き様として、学ばせてもらいました。
いつ見舞いに行っても泣き言一つ言わず、私のこと、娘のことを気にして、別れ間際には力強い握手🤝
もしかしたら奇跡の退院も為しうるかもしれない、と思ったほどでしたが、やはり病魔には勝てず、四人部屋から個室に移された時点で、私は覚悟を決めました。

今年の夏は父の九回忌にあたります。
節目的な、七回忌、十三回忌ではありませんが、命日には休暇を取り、菩提寺の住職にお経を上げてもらい、父に久々に缶ビールを献上して、現状を報告しました。

年齢を重ねるほど、父の偉大さに追い付けてないな…と思うことしきりですが、少しでも父の足元に及びたいなと、改めて思いました。


見返すと、なんか寂しい三句になっちゃったかな…😅

また仕事してるフリして、17文字の世界を考えてみたいと思います🤔


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