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インナーチャイルドカウンセラー自己紹介。生まれた時から人生ハードモード③中学吹奏楽部編

中学に上がってからは、学校の無視いじめ、両親の喧嘩が激化し、精神的に大疲労する日々が続きました。
そこへさらに精神を追い詰める、吹奏楽部のしんどかった思い出です。


憧れのフルートをやりたい

小学生からピアノにあこがれていた私は、音楽をとても高尚なもののように感じていました。
ピアノが弾ける人って、とっても素敵。
きれいな服をきて、白と黒の鍵盤を自由に駆け回り、素敵な音を奏でられるって憧れる。
私も、音楽をやってみたい!
でもピアノを習うお金がない。
だから、学校で無料で入れる、吹奏楽部に入部してみました。

楽器は、イメージがとても高貴で品があるフルートを選びました。
実際の自分には似つかわしくないけれど、優雅に吹いてみたかったんです。
同級生と二人がフルートに配属?になり、一生懸命練習して、音を出すだけで一週間かかりました。
一方、同級生はプール付きマンションに住んでいるお嬢様で、もちろんピアノもやっていて、楽譜がすらすら読めるのです。
私は全く読めないので、セカンドフルートとなりました。日々一生懸命練習するのですが、なにせ楽器というものに初めて触ったので、なかなか上達しませんでした。

鬼顧問登場、大緊張の日々


私が入部する前の年までは、うちの部は賞など取れない弱小校でした。
今年から移動してきた鬼みたいな中年女性理科教師が、音楽教師を押しのけてなぜか顧問となり、ハードな練習が繰り返されます。
平日は大体夜7時まで、コンクール前は夜9時まで。
練習でへとへとになり、家に帰るとご飯を食べてお風呂にはいって就寝、みたいな感じで、もっと部活以外の、自由時間がほしい・・・と心底願いました。社畜サラリーマンみたいな気持ちになっていました。
宿題もやったのかやってないのか、もう覚えていません。
あまり勉強はできませんでした。

そして顧問の顔はいつも怒っていて、本当に鬼みたい^^;
少しでも間違えると、罵声と叱責、時に人格否定のような言葉までとんできます。
フルートは一番前なので、間違えると指揮棒もとんできて、ゆびを叩かれました。
ほんとに、冗談抜きで、怖い・・・!!

私は震え上がり、合奏が憂鬱で憂鬱で仕方なくなっていきました。
音を楽しむって書いて音楽のはずなのに、自分が出す変な音に怯える日々。
フルートの音は幸い金管のトランペットやホルンの音にかき消され、目立たなかったことだけが救いでした。
なるべくいつも肩をすくめて、小さい音を出して目立たないようにしていました。

なぜ、この時代の中年女性は母も顧問もあんなに怖いの?
ものすごい形相で罵ってくる・・・。
優しい女性はいても、私とは関わることはない。
クラスでいじめのターゲットにならないか怯え、部活で叱られないか、叩かれないか怯え、帰ったら夫婦喧嘩に怯えて、本当にさんざんな中学時代。
まさに、暗黒の時代でした。
やさしい先生に習いたかった。

部活で楽器購入を促され、祖母におねだりし買ってもらう。母大激怒

2年生になると、部活で楽器の購入を勧められました。
筒の部分が銀でできた、30万円のフルートです。音色が、学校のと全く違う~!
楽器自体は好きだったので、どうしても欲しくなりました。
もちろん、ファーストフルートのお嬢様同級生は、お買い上げが決定しています。

うちにそんなお金があるわけがないことを承知していた私は、
母に内緒で祖母にどうしてもフルートが欲しいと懇願し、
父にも欲しい欲しい、お願い!と頼み込み、二人の協力でとうとう買ってもらえることになりました\(^o^)/
父に、この家の中で一番高いもんやな!と言われました。本当にそう。
我が家最大の贅沢品でした。

そして、感謝しよう・・・という暇もなく
そんな高いものを黙って買った私に、母が激怒したのは言うまでもありません。

憤怒。
激怒。
烈火。

母の体中から怒りがほとばしっています。
後ろに怒りの火柱のようなものが見えるぐらい。
でも私も、自分が悪いのをわかっていたので、その怒りを甘んじて受けました。
怒り狂った母に頭を何度も何度も叩かれましたが、無表情で耐え抜きました。

欲しいものを欲しいと言って何で悪いの?
服もご飯の量も我慢してる。
いつもいつも我慢している。
友達はいともあっさりフルート買ってもらえてるのに。
なんで私ばかりが我慢しなきゃならないんだ!!
私の中にも、怒りのインナーチャイルドが着々と育っていきました。

フルートは、高いかもしれないけど、毎日使うし、本当に品質がいいものだから、どうしても欲しかった。
私は、これを一生宝物にする!
大人になっても、平日昼間に優雅にフルートを吹いて暮らせる主婦になる!って言ったら、そんなんなれるわけないやろって馬鹿にされて笑われました。
実際は、なれたんですけどね^^

結局、その後は部活の拘束時間が長すぎて、受験勉強する時間が全くないことから、中3のはやいうちに部活はもう一人の同級生の女の子といっしょに辞めることにしました。
顧問の先生に無責任だと激しく罵られ、卒業まで目も一度も合わせてもらえずに中学生活を終えました。
卒業したら、鬼顧問と廊下ですれ違うのを怯える毎日を過ごさずにすむと、心から安心し嬉しかったのを覚えています。

結局、早く部活をやめて勉強したはずだったのに、第一志望の高校には落ちてしまい、あんまり行きたくない高校に進学することになりました。

続きます。

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