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【助産師が病院の外で働くには】転職迷走記part.2

こんにちは。助産師のいずみです。
前回の続き。part.1はこちらから↓↓


🤱病院以外で助産師が活躍できる就業先

5.訪問看護(特に母子特化型)

あまり認知されていませんが、母子特化型訪問看護ステーションというものがあります。

母子特化型訪問看護ステーションは、妊娠・出産・育児に不安を抱えていたり、身近に相談できる人がいなかったりして相談や交流の場が必要な方や、双子の赤ちゃん、障がいや病気を抱える赤ちゃんなど出産や育児に支援が必要な方に対して、助産師や看護師、療法士が自宅を訪問してサポートを行うサービスです。

リニエ訪問看護ステーションあいらHPより

以前、私が勤めているクリニックに手作りのチラシを持って営業に来てくれた母子特化型訪問看護ステーションの存在を思い出し、(しかも私の居住市内唯一!)病院を出て助産師が活躍できる場としても、産後ケアに携わりたい私にとっても、新たなルートを見つけた気がしました。
最大の特徴は、利用者側が保険診療の範囲内で利用できるということ。民間の産後ケアホテルはやはり費用面で利用を諦める方も多いと思うので、(目的も異なりますが。)産後のサポートに訪問看護を利用できる制度に今後期待をしています。
気になると動き出さないと気が済まないたちなので、その母子特化型訪問看護ステーション直接コンタクトをとりました。現在正社員は採っていないとのことでしたが、来年度移転し規模を大きくするタイミングで新規採用を予定しているとのこと…!今一番注目している働き方です☆

ちなみに、いわゆる高齢者看護、在宅療養型の訪問看護ステーションからスカウトを頂き、その環境に惹かれ(訪問看護ステーションだけでなく、地域とつながるコミュニティ運営やカフェが併設されている☕)、面接させていただきました。しかし、選考を進めるうちに、完全に助産師の仕事から離れていくこと、未知の高齢者看護、自宅で良い最期を迎えられるお手伝いをしていく、ような関わりが求められており、その仕事に就いている方たちへの敬意はありながらも、「これでいいのか、私が病院を出てやりたかったことってこういうことだっけ?」
そこに飛び込む勇気が出ませんでした。採用に関わってくれたスタッフの方々には新たな見地を見出すきっかけをくださり、本当に感謝しております。

6.フリーランス助産師・開業助産師

助産師の開業とは、医療法に基づいて開業届を提出し、助産所(有床、無床、出張)を開設することをいう。

日本助産師会

以前から開業助産師という働き方が何度か私に降りてきているので(笑)
いつかはそんな道もあると思いつつ、まだ出していません。開業届。
しかし、以前記事にした通り、フリーランス助産師としての第一歩を株式会社Josan-she'sで始めることとなり、出張産後ケアのために近々出すつもりです。”開業”というより、”フリー助産師として働くために”という意味合いが強いです。

また、在宅副業としての助産師×webライターも気になっています。こうやって自分事をnoteに書き綴っている時間は完全に趣味ですが、”物書き”が少しでも収入になれば。得意が生かせれば。
少しずつ学んで始めたいと思います。webライターが、私のフリーな働き方の一つになることを目標にしています。

7.その他

病院以外で助産師が活躍できる就業先は他にもあります。地域の母子保健担当、保育園や幼稚園、企業の治験コーディネーター、教員・研究職、海外医療団、など。私にははまらなそうだったので深く掘り下げられませんが、助産師それぞれの特性、得意を生かせば病院を離れても自分らしく働けると思います。

最後まで読んでいただきありがとうございます☺

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