【助産師が病院の外で働くには】転職迷走記part.1
こんにちは。助産師のいずみです。
会社員×フリーランス助産師の道を探し始めた私ですが、「会社員」の部分に、雇用形態的にも仕事内容的にも満足できない状態が続き、そこを改善すべく”完全な転職”も視野に入れて活動を始めます。
「仕事内容的に満足できない状態」
突き詰めていくと、もともとのきっかけは「産後ケアで働きたい」だったので、病院の外に出たい気持ちが強かったわけです。
就業助産師の8〜9割が病院、またはクリニックに勤めているという現状、実際職を探してみると、病院外で助産師の資格を活かして働ける場はまだまだ少ないです。
以下、私が転職の候補として実際動いてみた就業先です。一つずつ簡単に経過と結果と感想を。誰かのお役に立てればうれしいです。
🤱病院以外で助産師が活躍できる就業先
1.産後ケアホテル
もともとこの業種に転職するつもりでいたので、自宅から通勤可能な産後ケアホテルを片っ端から調べました。実際立ち上げに参加したりもしました。しかし、実際働くとなると次女の幼稚園のお迎えまでに帰って来なければならない、勤務地が遠く規定の終業時間まで働けない、指定回数夜勤に入れない等の壁が生じ、現時点で完全な転職はできませんでした。また、完全レスパイトを目的としている利用にやや抵抗を感じる自分もいて…。この辺りは機会があれば話そうと思います。
2.産業保健師、企業看護師
企業で働いている家族がずっと私に勧めていたいわゆる「企業の保健室」
クライアントに医療情報を提供するという内容の仕事もありました。魅力は感じるものの、一般病棟で働いたことがない、生活習慣病やメンタルヘルスの経験がない(+あまり関心がない^^;)私にできるのかな…というやや後ろ向きな状態でエントリーしましたが、即落ちました。SPIなるもの初めてやりました。何、あれ…
3.コールセンター
企業看護師に含まれるとも思いますが、一般企業社員としてコールセンターのお仕事。製薬会社や保険会社が多かったと思います。夜勤もあるため給料はそれなりにいいので候補でしたが、ほぼ電話対応のみの仕事は向かないな…と思い、エントリー直前でやめました。
4.助産師ベンチャー企業
病院以外で働きたい、と思った時から注目していた助産師ベンチャー企業があり、特に契約企業の専属助産師として従業員の産休育休中、復帰後支援、妊娠出産に関わる保健指導等をメイン事業としているところに惹かれ、私もそんな仕事をしてみたい!と思ったのでした。転職エージェントを介さない求人しかなかったため直接問い合わせたところ、ずばり今助産師を新しく雇う予定がないと。業務委託助産師は随時募集しているけど、そのためには弊社の認定講座を受けていただく必要があると。うーん、そういうことじゃないんだよな感が強く、応募というところまで行けずに終わりました。
ここまで動いてみて、
あれ、こんなはずじゃ…
そもそも助産師である自分のIDは大切にするべきものだし、自分のため&家族の幸せな時間のために働き方改革しているのに、こう思うこと自体いい方向に向かう転職ではないのではないか。今住んでる地域だって、すごく気に入っているじゃないか。大事なことを見失いつつある感覚が出てきました。
就活の迷走を経て、
5.訪問看護(特に母子特化型)
6.フリーランス助産師(開業助産師)
と続くのですが、長くなったので続きは次回の記事で。
最後まで読んでくださってありがとうございました☺
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