「シャーロック・ホームズの冒険」#2

第2話「踊る人形」冒頭、タバコを吸いながら顕微鏡を覗きこんで実験しているホームズ。ふと脈絡もなくワトソン君の近況を推理し、ズバリ的中し驚かせます。以下2人の友情が伺える場面です(その代わり暗号解読部分が縮小されたそう)

「ビックリしたってサインしてもらおうかな。驚いて損したなんて言わない為に」「言わないから教えてくれ」と口約束したものの、いざ内容を聞いたら「な〜んだ」と言っちゃうワトソン君(ダメじゃん…)

“一見、無関係なことを推理で繋ぎ合わせていく。すると、ある結論に達する。途中の理論を省いて結論だけを言うと驚くべき効果がある”のだそう。単なる“こけおどし”と言いつつ、推理だけでなく観察眼も必要になりますよね🤔

次はワトソン君がホームズを推理する番。「シャーロック・ホームズは陽気である。それ故に、シャーロック・ホームズは事件を抱えているに違いない」そして手元に届いた暗号から事件は始まります。なんてオシャレな導入なんだ。

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まるで子どものイタズラみたいな意味不明な記号の羅列。次第に文字〜文章へと意味をもち、解読されていくところが面白いです。ちょっとしたヒントが手掛かりとなり事件は急展開。

今回は小道具として黒板が2台出てきて、チョークで書き込んでいく様子。ワトソン君が顔を顰めながら謎に向き合う…「僕の暗号論文読んだ？」「少し難しかったね(多分読んでない)」「仕事の邪魔をしないように」と釘を刺されてしまう…

その時既にホームズの赤い手帳(暗号論文)を胸ポケットに隠し持っており、新聞に隠れて「静かに」熟読👀そして、しれ〜っと戻す。バレてないと思いきや、背後でニヤリと笑うホームズ。背中に目があるのか…恐ろしや。

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依頼人の元に地元の警察が来て、これが大のホームズファンという(話が早くていいですな)もしホームズ達が来なければ、密室が成立し、誤認逮捕に繋がりかねないところでした。

ハドソンさんの作ってくれた食事を2人で食べるシーンもありますね。と言っても「腕を上げたな〜」って食べるのはワトソン君だけでホームズは顰めっ面で事件のことばかりで頭が一杯なのですが💦

なんといっても大好物の謎を得てテンション高く無邪気に喜ぶホームズが観れて嬉しいです。それからソファーで仮眠したかと思えば飛び起きて颯爽とソファーを飛び越える…なんてカッコいいんだジェレミーったら✨

実は、うちの相棒び〜ちゃんが「踊る人形」を絡めた4コマ漫画のネタを考えてくれたので、そのうち絵に描けたらいいな😁お付き合いありがとうございます!来週は「海軍条約事件」です〜

〈絵と文/深道 韻〉

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