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マネージャーが学び続けるということ

こんにちは、御堂筋です。
IT企業でキャリアアドバイザーチームのマネージャーをしております。
7月からマネージャーになり早4ヶ月以上が経過しました、まだまだ不慣れな部分もありますがなりたての頃よりは多少「どのように立ち回るか?」が掴めてきました。

本日は 「マネージャーが学び続けるということ」 について発信したいと思います。
私がマネージャーになったばかりの際に戸惑ったことや、そこからどのように克服していったかについて書いていきます。

■ 読み手

  • マネージャーなりたての人

  • もうすぐマネージャーになりそうな人

  • マネージャーを目指している人

上記以外の方も読み物としてご参考にされてみていただけますと幸いです。


マネージャーになると「アウトプット>インプット」になる

私は現職で1年半以上プレイヤーとして従事をし、そこからプレイングマネージャー→マネージャーという形でキャリアを歩んできました。そのため上長や他メンバーからインプットすることが多く、プレイングマネージャー時代までは「インプット>アウトプット」という関係でした。

しかし、マネージャーになってからは「育成」がメインミッションということもあったのですが、「アウトプット」をすることが日々の業務の中心になっていきました。

  • 新入社員に業務内容についてマクロ・ミクロ的な視点からレクチャーをする

  • ロープレなどメンバーが成長する機会を提供すべく、設計する

  • メンバーが悩んだ際には指針となる方針を考え、文章やMtgなどで発信する

などの業務がメインでした。

アウトプットをし続けると枯渇してくる

元々プレイヤーだったこともあり具体的な事例は豊富に持ち合わせていたのである程度「やれている」感覚はあったのですが、少しずつ 「あれ、これ同じことを教えていないか?(=それ以上のことを伝えられていないのでは?)」と思うことが増えてきました。

忙しかったこともありインプットをサボっていたのですが、マネージャーになり1ヶ月が経過したタイミングで「これ以上教えられそうなことがない・・・」となってしまいました。
この時期はマネージャーとして立ち回り方が分からず、かといって現状持っているもので示唆を出せるわけでもなく、と 自分の価値について立ち止まって向き合っていました。

枯渇を防ぐにはインプットをし続けるしかない

その時に部長にあたる上長から「自己研鑽はマストだよね、メンバーに対して学んだ内容や記事を共有できるかはマネジメントにおいて重要なファクターになる」と1on1で教えていただきました。
至極当然ではあるのですが、枯渇を防ぐにはインプットをし続けないといけない、マネージャーは特にインプットの機会がプレイヤーと比較して少ないということに気付きました。

プレイヤー時代に蓄えていた具体の事例は役には立つのですが、賞味期限があるなと思っております。スタートアップだと前提となる状況がプレイヤー時代と大きく変わることも多く、転用できないケースもあります。そうすると別の要素でマネジメントしていく必要があるなと感じました。

インプットは社内でも良いが、外部からインプットした方が社内に還元しやすい

悩んでいた際に色々なマネージャーと話す中で、成果を出しているマネージャーは外部での学びが豊富であることが分かりました。

具体的には以下です。

  • 社外の人と会って情報交換を習慣にしている

    • 「〇〇社のマネージャーは××のような取り組みをしていて〜」といった発言が多く、外部の良い取り組みや文化を持ち込んでいることが見られました

  • ウェビナーに参加し、得た学びを文字に落とし込みメンバーに共有している

    • メンバーに、プレイングに役立つウェビナーの案内をしつつ、自身も参加しドキュメントにまとめていました

  • グロービスなどの動画講座で幅広く学び、会話できる職種の人を増やしている

    • マネジメントに関するコースではなく、経理や法務など、一見直近の業務とは関係のない部分を学んでいました。聞くと「学ぶことで話せる人が増える、話せる人が増えると得られる情報量が増える」と教えていただきました

外部で得た学びを「抽象化した知識」として届ける

これらの事項を通して、自分も自己研鑽や情報収集の頻度・方法を見直してみました。具体的には以下のように現在しております。

  • 読んだ記事・本については自分の言葉でノートにまとめる

  • 出社時の電車でグロービス学び放題を学び、社内のSlackチャンネルでアウトプットする

    • 自分が最近はどんなことに関心があるのか、文脈を伝えるのに役立っています

    • グロービス学び放題については学んだ感想も書いています(https://note.com/midousuzi/n/nafc0b0838823)

  • 興味のある記事などはraindrop.ioを使って管理している

まとめ:過去の財産には「賞味期限」がある、だからこそ鮮度の高いインプットを常に仕入れる必要がある

いかがでしたか?マネージャーになられた方が「これ以上自分が学べる環境が社内に無い」と仰るケースを見たことがありますが、分からなくもないなと感じました。しかしインプットの機会を含めて探し出して組織に還元していくこともマネージャーの責務であると考えると難易度の高さも相まってやりがいを感じられるのではないでしょうか。

少しでもお役に立ちましたら幸いです。

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