日記 0501-0507
2024.5.1 水
実家のベッドで目覚める。よく寝た。Netflixで何か見ようかなとリモコンをポチポチ。次第に疲れて、結局本を読んで過ごした。夕飯は姉のリクエストでクリームシチュー。母も少し手伝ってくれた。いつもお肉はウインナーを入れるけど、やっぱり鶏肉の方がしっかり出汁が出て美味しいな。
2024.5.2 木
二度寝三度寝を繰り返し、昼前に起床。シャワーを浴びて身支度をし、京都へ向かう。そのままハローワークへ。何度行っても息苦しくてドッと疲れる…。ゼストの八百屋に寄って、六曜社で休憩。ドーナツ久しぶりに食べた。隣に座った大学生らしき男女の会話が耳に入り疲れてしまい、早々と店を出る。
GUで出勤用の白シャツと靴を買い、夕飯はびっくりドンキーへ。10年ぶりくらいかもしれない。上坂あゆ美さんのポッドキャスト『よりすな』を聴いてからずっと、パインバーグディッシュが食べたかった。いつもトッピングはチーズか目玉焼きだったので、パインは初めて食べたけれど、たしかに美味しい。あまじょっぱさがクセになる。というか、ハンバーグ自体がめっちゃ美味いな…!久しぶりに食べたけれど、思い出補正とかじゃなくしっかり美味しくて、思わず感動してしまった。
帰宅して荷解き。洗濯をまわして、makaのハーブティーと干し芋で休憩。家が好きだ。
2024.5.3 金
パン屋のバイト。さすがゴールデンウィーク。ひっきりなしにお客さんがきた。早々に完売し真っ直ぐ帰宅。風呂を溜めている間に家事を済ませ、今年初アイス。パルムのミルクティーを見つけたので買ってしまった。うま〜〜。
湯船に浸かりながら小泉今日子『黄色いマンション 黒い猫』を読了。すごいなこの人は。私には想像もできないような出来事の連続。それは華やかなものに限らず、思わず目を覆いたくなるものも。もっとくたびれたりするだろうにと思うけど、その人生を彼女はどこか独特の距離感で受け入れていて、健やかに堂々と生きている。そしてそれを、軽やかで柔らかな文章で綴る。読みながら、かっこえぇ〜って何度も思った。大切な一冊になりました。
夕飯はスナップエンドウと鯖缶でパスタ。まぁまぁの出来。食後にハーブティーを淹れ、おやつに干し芋。固くなってしまっていたのでトースターであたためた。ねっとりとして美味い。今日の時間の使い方、とても理想的な気がする。
2024.5.4 土
パン屋のバイト。淡々と。帰宅後、掃除機かけて、食器洗って、水回りの掃除、洗濯、風呂。力尽きて、夕飯はカップ焼きそば。小鼻のまわりが痒い。虚しい気持ちになり早々にベッドに潜る。22時頃に眠る。
2024.5.5 日
11時起床。めちゃめちゃ寝たな…。ハーブティー、トースト、シナモンロール、ヨーグルトのハチミツがけ。天気が良いので観葉植物を外に出して水をやる。アゲハ蝶がきた。フェイクグリーンにすれば良かったなぁとずっと思っている。植物を育てられない人間であることを認める。しばらくゆっくり過ごして、身支度を済ませ仕事場へ。1時間30分ほど契約説明やシフトの相談等。馴染めるだろうか。頑張ろう。
帰り道に先日オープンした鴨葱書店へ。選書も魅せ方も素晴らしくて、すぐにファンになってしまった。この先きっと私が欲しいと思う本は、ここにくれば必ずあるだろうと思う。土門蘭『死ぬまで生きる日記』を満を持して購入。
夕飯は彼と合流し大登龍へ。餃子、唐揚げ、青菜炒め、海鮮塩焼きそば。美味い〜!こういうガツンとした食事を求めていた。久しぶりに、私の家で彼と眠る。いつも安らぎをくれる人。ありがとう。
2024.5.6 月
昼前に起きて、朝食の支度。アイスカフェオレを淹れてもらい、パンをもりもり食べた。彼を見送って、掃除と身支度を済ませバスに乗る。
haraへ。ずぐーと待ち合わせ。会えるのを楽しみにしていた!積もる話に花を咲かせながらゆっくりとお茶をして、中華のサカイで夕飯。ここでシュン君も合流。餃子、春巻き、海老マヨ、酢豚、オムライス、冷やし中華…。瞬く間に胃袋へ。そのまま私の家へ移動して、出町ふたばの豆餅をおやつにお茶。みんな悩んでいて、悩みながら生きていて、当たり前だけど自分だけじゃないんだなぁって。そのことがすごく心強かった。良い夜。次は泊まっていってよね!
2024.5.7 火
昼過ぎに起きる。最近朝に起きれない…。身支度を済ませ、たつ㐂で昼食。コロッケとオムライス。ちょうどいい、良いお店。
北大路の喫茶店で休憩。生果実スカッシュアイスのせ。今日も猫は定位置にいた。撫でる手を止めると、もっと撫でろと擦り寄ってくるのがたまらなく可愛い。帰り際、店主さんから5月末で休業することを聞く。驚いてすぐには実感が湧かなかったけれど、自転車を漕ぎながら寂しいなぁとハッキリ思った。常連というほど通えたわけじゃないけれど、京都に来てから、ここは確かに私のよすがだった。寂しい、けれど、それよりも、ありがとうの気持ちが大きい。5月中にまたこよう。
夕方、出町座で『悪は存在しない』を鑑賞。すごかった。美しい映像と音楽。全編を通してどこか不穏で張り詰めた空気が漂っていて、ずっと緊張していた。高橋が口にする田舎への幻想に軽薄な…と思いながらも、私もまた"そちら側"の人間であることを思い知らされる。これまで保たれていたであろうバランス。そこにあらゆる場面の違和感やズレが積み重なって、ラストで一気に崩壊する。ここで終わらないで…と願ったタイミングで映画は短いエンドクレジットを迎え、タイトルが改めて提示される。悪は存在しない。心の中でそう呟いた瞬間、劇場内の明かりがつき、扉が開いた。放り出されるように外へ出て、なんだったんだと思考が停止したまま帰路に着く。しばらく心臓がバクバクしていた。