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日記 0508-0514

2024.5.8 水
書店初勤務。5時間だけだったけれどかなり疲れた。仕分けやレジフォロー、ブックカバーの在庫補充など。13時退勤。sisiさんの定食目掛けて、kumagusukuへ。ロールキャベツに目がない。肉だねにはキャベツの芯を細かく切ったのが入っていて、食感も楽しく食べ応えがあり美味しかった。
無印へ寄って買い物を済ませ、そのまま歩いて珈琲ヤマグチへ。アイスカフェオレにしたが寒かった。間違えた…。土門蘭『死ぬまで生きる日記』を読み進めながらゆっくりと過ごす。帰りに彼の家へ行くと、工事がかなり進んでいた。クッキーをお裾分けして、少しおしゃべり。夕飯前においとましたけれど、彼の顔を見て、疲れが癒えた。買い出しして帰宅。納豆ごはんを食べて、食器洗いを済ませ、倒れるように眠った。

2024.5.9 木
書店勤務。今日はフルタイム。付録付け、レジフォロー、在庫補充、ロス防止、検品、品出しなど。覚えることが山積みで頭がついていかない。休憩時間はポコでサンドイッチとアイスティー。これからお世話になりそう。16時退勤。帰りのバスで本を読もうと思ったけど、無理だった。脳が休ませてくれと言っている。一緒に働く人たちはみなさん親切なのだけれど、忙しいからかとにかく話すスピードが早くて、耳に入った情報を頭で処理するのにいっぱいいっぱい。走り書きのメモ、ちゃんとまとめないとな…。買い出しして帰宅。流れで家事を済ませ、緑茶を淹れて休憩。昼が軽めで腹が減っていたので、おにぎり、干し芋、じゃがりこ(小分けのタイプ)を欲望のまま食べてしまった。

その後、風呂に浸かって読書。土門蘭『死ぬまで生きる日記』を読了。私はきっと彼女にとって「地球人」で、けれど私もまた別の星から来た「宇宙人」であり、そうやっていろんな星で生まれた人たちが地球で暮らしているのだろう。カウンセリングを通して浮かび上がるその心象風景は、私にとっても希望だった。「生きること」に対してどこまでも真剣に向き合う彼女の言葉は、力強く切実で、まっすぐに届く。以前に読んだ歌集も良かったよなぁと、風呂上がりにもう一度手に取ってみると、カウンセリングを重ねて自己を見つめる中で、彼女が辿り着いたであろう短歌に出会った。


誰も 彼も この世に遊びに来た子ども 時折ふっと 帰りたくなる

あの星は 善いものいっぱいありました 海とか歌とか 恋とか時とか

どこまでも ひとりであるのは知っている 時々うっかり 忘れるだけで


土門蘭『100年後 あなたもわたしもいない日に』

夕飯は春キャベツとしめじと油揚げの味噌汁、白米、味のり、板わさ。かまぼこが安かったら必ず買ってしまう。お茶を淹れて、クッキーをポリポリつまむ。足先が冷えるなぁと思いながら眠った。

2024.5.10 金
パン屋のバイト。スライスひとつも失敗しなかった!次に何をやれば良いか体が覚えているというのは、なんと働きやすいことか。帰宅後、掃除機をかけて、食器洗いを済ませ、食パンをむしゃむしゃ食べた。夕方に腹が減ってしまう。風呂に入り、夕飯の支度。味噌汁、米、スナップエンドウと卵の炒め物。彼が家に来てくれたので一緒に食べた。食後にあたたかいカフェオレを淹れてもらい、お土産のパイナップルケーキをつまむ。この時間に癒されている。

2024.5.11 土
7時起床。眠たいけど頑張って起きる。彼と一緒に朝食。パンをもりもり食べた。書店勤務。土曜日なので少しバタバタする。早く慣れたい。16時退勤。北大路イオンの大戸屋で夕飯を済ませ、サーティワンアイスクリームへ。5/30まで、1270円で10個のアイスが選べるよくばりフェスが行われているのだ!マスクメロン5個とホッピングシャワー5個を注文してルンルンで帰宅。家事を済ませて、アイスを食べながら映画『ゆれる』を鑑賞。記憶ってどこまでも不確かだな。もしあの回想が真実なら、うちへ帰ろうよという弟の言葉はどこまでも自分本位な気がする。

2024.5.12 日
パン屋。新人さんに厨房の仕事を教えながら売り場の仕事をやる。パン屋の仕事ももちろん大変だけど、職場の雰囲気とかも含めて良い息抜きになって助かっている。帰宅、アイス食べて休憩。湯船に浸かりながら山内マリコ『結婚とわたし』を読み進める。夕飯は作る気力がなく、納豆卵かけごはん。パーマをあてたいのだけれど、京都で良い(自分に合いそうな)美容室がなかなか見つからない。SNSの海を泳いで、いろんなスタイリストのアカウントを見たけれど、あまりしっくりこず。疲れて眠る。

2024.5.13 月
書店勤務。荷出し、仕分け、付録付け、返品、レジなど。NHKテキストってこんなに種類があるんだな。13時退勤。せっかくなのでお昼は第一旭に並ぶ。サクッと食べて帰宅。すぐに支度して出かけようと思っていたけれど、ベッドに倒れ込みそのまま動けなくなってしまった。しばらくぼんやりと過ごす。
日が暮れる頃にやっと動き出し、彼の家へ向かう。自転車を漕ぐのが良い息抜きになった。空が綺麗だった。疲れているだろうからと夕飯を作ってくれた。おにぎり、お味噌汁、生姜焼き。しみじみと美味しい。疲労回復には豚肉がいいって聞いて、と彼が言う。そういうところが本当に、たまらなく好きだ。ペロリと完食。食後に近くの銭湯へ。今日は寒くて身体が冷えたので、熱めのお湯が気持ち良い。日付が変わる頃に眠る。

2024.5.14 火
昼前に起きる。よく寝た。スッキリ晴れていて気持ち良い。彼が朝食の支度をしてくれた。アイスコーヒー、キウイヨーグルト、トーストとドーナツ。もりもり食べる。身支度を済ませ、北大路の喫茶店へ。短歌を詠んだり、日記をつけたり、読書をしたり、ぼーっとしたり。美味しいおやつとお茶をいただきながら、存分にゆっくり過ごした。猫は陽だまりで眠っていた。
一度帰宅。友人から結婚報告の連絡をもらう。本当に嬉しくて、めでたい気持ちが溢れて、そのまま勢いでくら寿司へ向かう。めでたいときは寿司。美味しく食べていたが、いつも通り〆にオレンジジュースを頼もうとすると、みかんジュースに変わっていた。飲んでみるが、やはり別物。あの濃ゆいオレンジジュースが好きだったのに…。試しにTwitterで検索してみると、そのことを嘆く同士が何人かいて、勝手に絶望を分かち合った気持ちに。

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