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夏休みに飛行機に乗ってみた Vol.5

Hello, みろろんです。イギリスでは新学期が始まりました。子供たちも6か月ぶりに学校に行き、私も交代で出勤できるようになりました。しかし未知の世界で不安です・・・。

前回日本に到着したときのPCR検査の様子を書きました。

それから2週間、隔離が始まりました。保健所から電話が毎日あるので体温と体調を知らせるように、とのこと。携帯電話でやり取りできる人はラインを登録して毎日記録を報告することでOKとでていましたが、私はラインがあるにもかからわず、日本の電話番号がないので、実家の電話番号に毎日連絡があると。

分かっていたことなので、私は毎日実家の倉庫の整理。子供は日本のテレビを見たり、ゲームしたり。まあ、イギリスにいてもそんな生活なので気にもしていませんでした。

しかし両親は

「子供がかわいそう。外にも出られないなんて」

とかわいそう攻撃。だから何度も言っているように、それで納得して帰国しているんです・・。


私は以前に書いたように新婚1年未満で新居を引っ越しし、イギリスに行ってしまったのですが、その時はこんなに長く(現在19年目)いるとは思わず、

「何かあったら帰ってくるので(家具も含め)全部荷物を置いておかせてね」

と、実家の倉庫や廊下に荷物を置きっぱなしにして約20年。。これはそろそろ処理しないと、と整理をすることに決めたのです。

懐かしい引き出しを開けてみるとでるわでるわ、お宝もの!(私にとって、です)

私は旅行に行く度ピンバッジを集めていたのですが、高校時代からのコレクションが!!

古くなっても捨てられないのは写真でした。幼稚園の運動会プログラムはさすがに捨てました!笑

結婚祝いにもらった外国製の食器、飾り物・・。重くてイギリスにも持っていけないので売ろうかな、と思いましたが、今回も時間切れ。(4週間いたのに!)

1週間してからハズと上の子がロンドンからの直行便で到着。実はその時に私の父が車で迎えに行くはずでした。理由は海外からの渡航者は公共機関の使用が禁止なため、家族の車で自宅、またはホテルに行くか、レンタカーで自分で移動するしかないのです。

その前日、父が

「明日車運転できないからレンタカー借りてもらって」

と言ったのです。実はその前からめまいが起こっていたよう。誰にも言わず耐えていたらしいのですが、さすがに運転できないと判断し、前日にやっと報告。

私は「え? 明日??」と不安になりましたが、レンタカーを予約しようとウェブサイトを見るも、乗り捨てできるようなレンタカーは予約できません。仕方なく、義父に相談。彼も運転に限界を感じ、自家用車は持っておらず軽トラを仕事で運転しているようでした。しかし説明するとレンタカーを借りて空港まで行ってくれることになりました。

計画では家族で私の実家に滞在することになっていましたが父の負担も考え、子供たちは一緒にいたいと言ったので、3人と1人に分かれて滞在することに。私と下の子は1週間すれば移動が可能になるので義両親の家に後で行こうという話になりました。

その間も毎日電話がかかってくるのですが、日によって時間が変わり、倉庫で作業している私はヒヤヒヤしていました。(出ないと外出していると思われる?!)

ハズは自治体が違うところなので、電話は最初の2日ほどで、あとは体温をメールで毎日送ることでOKとのこと。本当に地域によって全然対応が違うな、と感じました。まあ、私のほうが都会になるのできちんとしていたのかもしれませんが。ちなみに同じ都道府県です。

みなさんは「なぜそこまでして帰国しているのか?」と再度思われたかもしれません。しかし私にとっては毎日の家事から解放され、日本の暑い空気を吸い(窓だけですが)、日本の食事を買ってきてもらったり、作ってもらうことが何よりうれしいのです。また、見たかったワイドショーなどテレビも楽しみでした。(タレントさんとかほとんどわかりませんが)

そして、あとから来た2人が帰国し、さて、私たちの番・・と思ったらなんと経由地のオランダで感染者が増えたため、その地を踏んだ人はイギリスで2週間の隔離が義務づけられた、と発表されました。

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