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まさかの家庭教師を断られる!?

Hello, みろろんです。今日も雨と風がすごくてずっと家で仕事です。(永遠に終わらない)

前回ケンブリッジ英検に落ちた私が家庭教師を探し、面接(?)をしたら、

NO!

と言われたお話の続きです。私にとってはまた転機だったのかもしれません。たまたま紹介された方なのに私の人生を変えた人。


何も無料でやってほしいといったわけでもありません。リタイアしているから時間もあったと思います。

話を少し前に戻すと私は自分の状況を説明したのです。日本での仕事(理科教員)を辞めてハズが転職したのでここに来るしかなかったと。そして英語が苦手で試験も落ちた。

するとジャネットは

「あなたのすべきことは英語の勉強ではない。能力を使って仕事をすることだ!」

と言い切り、なぜ化学の仕事を探さないのか?とお説教が始まりました。

私は英語ができないから、仕事なんて探せない、というと、

「英語は働きながら覚えればいい」

と。

何度もNoと言われたので(口調が厳しかった)私は泣いてしまいました。

初対面の人の前で。

そして泣き続けている私のそばで

日本の教員免許をイギリスのものに書き換えることが可能か?

と、大学に電話。

無理だと言われて電話を切り、私に

「今は働いて、英語ができるようになったら大学に行って教員免許をとればいいから。イギリスは先生不足だし、理科は特に人がいなくて困ってるから。」

と言って、また電話。今度はどこにかけるんだろう?

なんと病院!そこでも彼女は

「こんな実験の経験がある日本人がいるんだけど、ラボの仕事ありますか?」

もちろんそんなにすぐ仕事があるわけでもなく、週1回の地元の新聞に求人がでているからそれを見てください、と言われたそうです。

それを私に伝え、

どこでもいいから履歴書(CV)を送りなさい。仕事が先。あなたに英語の資格は必要ない。最低限のコミュニケーションはとれているんだから。

と帰されました。

帰り道、腫れた目をしながらスーパーに行き、新聞を買いました。

意外に多い化学系の求人。食品関係の検査、学校の実験助手、そして大学のスタッフ・・。さすがケンブリッジ!理科系の小さな会社がたくさんありました。

言われた通り、私はその日から履歴書(CV)をつくり、応募しまくります。日本と違って手書きではないので、同じものを何部もコピー。ただ、カバーレターとよばれる1枚の用紙は、どうやってその求人を見つけたのか、自分がその仕事になぜふさわしいかをアピールしないといけないのでたくさん書くのは大変でした。ハズの同僚に英語をチェックしてもらい、なんとか書き終え、結果を待ちました。

書類審査が終わると面接に呼ばれることになります。ハズは応援してくれていましたが、応募の一つにケンブリッジ大学化学科というのがあり、

「こんなところで働けるんだったら、3回回ってワン!と言ってあげる」


私は最終的に1つしか面接によばれなかったのですが、そこがなんとケンブリッジ大学でした!!





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