84、パートナーと仲良くなりたいときは、地に足の着いた生活を

このnoteでは、パートナーと共に霊性をみがきいつまでも仲良くいたい方に向けて、体験を通して気づいたことや、工夫していることを記事にしています。

お互いの違いを知って認める

この頃、新しいパートナーとの出会いを求めている、という女性が私の周りに増えてきています。そんな方に限って、「私、やりたいことがたくさんあるから、地に足がついてないのよね」とお話しになります。
でもね。女性らしさはふわふわしていて柔らかいところに表れてくるので、心配しすぎる必要はないですよ。

男性の多くは、そんな女性の好奇心をおもしろがってくれたり、「理解できない」と感じることがあっても静かに見守っているものです。この、ことばにならない男性からの寄り添いを、女性が感じ取れると男性の器は大きくなります。自由気ままでいても安心して帰る場所があるって、心が安らぎませんか。

ただ、理解がないまま行き過ぎてしまうと、勝手な人と烙印を押されてしまうのでご注意を。パートナーの好きなことをしたり食べたいものを食べたりなど、喜ぶことをほどよく分かち合いたいですね。

パートナーシップはお互いさまなので、相手の好みを発見する気持ちで接しているといつまでも新鮮な気持ちでいられます。自分との違いが分かってくるようになりますし、ふたりでできることの幅が広がって楽しいですよ。

現実的とは

風の時代に入り、目まぐるしく毎日が展開している人が増えています。
パートナーシップで霊性をみがくためには、現実とのバランスが大切です。

何年か前にふわふわスピリチュアルということばが流行ったりもしましたね。スピリチュアルというのは、なにも魔法を使って自分の思い通りにすることではありません。
夢や理想を描くことは大切ですが、その描いたことを自分の暮らしに活かしてこそなのです。このバランスをとって、現実での暮らしの中で健やかなパートナーシップを育みたいものですね。

また、時代が大きく変わっているのに考え方が変わらないというのも気をつけたいところです。それは、地に足がついているというより、地下深く穴を掘って潜り込んでいるようなもの。やはり現実とのバランスが少し傾いてしまっています。

暮らしのリズムを大切にする

実際に、スピリチュアルと現実のバランスって、どんなふうにしていくのがいいのでしょうか。
今や、インターネットからも簡単にいろんなことを知ることができる時代です。本当かどうかもわからない情報、不安を煽る情報に振り回されてしまいがちです。
そんなときには、自分の暮らしに何が大切で何が不要なのかを見極める必要があります。
あの人が言っていた、この人が言っていた、だけでは情報であって、自分を通していません。実体験のないものに多くの時間を費やしてしまっています。

疑似体験を現実と錯覚してしまいがちですが、パートナーシップも同じ。生身の人間とのパートナーシップで経験したことが、自分の経験になります。

外からの情報に振り回されそうなときは、本当にそうなんだろうか、と、調べたりすることに加え、自分が実際やってみてどうかというところをパートナーと共有していけばいいのです。

良好なパートナーシップを築くには、パートナーとの対話を日々の暮らしの中で丁寧に積み重ねていくことが大切です。
この、地に足の着いたやり取りのひとつひとつが、ふたりの歴史になりますよ。

＊毎日を丁寧に過ごすことでパートナーとの絆が深まる