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24時間起こることすべてが直結している、ものづくりをして生きていくということ

突然ですが、ものづくりをはじめとしたクリエイティブを仕事にしている、実際手をたくさん動かしている人たちが毎日どういう風に過ごしているか、想像したことってありますか?

物が溢れている昨今、よさそうなモノってたくさん転がってるし、いい雰囲気で並んでいる所もたくさんあるので、正直、その物がどうやって出来てどんな道を辿ってそこに並んでいるのかなんてこと考えませんよね。でも実際は、そのモノ単体がアウトプットされて並ぶまで、多かれ少なかれそれぞれ背景があるわけです。

大量生産のモノから、手作りのモノまで。一概に大量生産がダメで、手作りがいいわけではまったくなくて、どちらにもグラデーションがあるものです。思想があったり表現したい世界観があったり何かに配慮しているものがあってデザインされて作られているものは素晴らしいと思う、人間の素晴らしい部分。

世の中に溢れかえっているモノのうちのどれかは、そのモノとして成り立つまでに、積み重ねられた日常の中で連続的に生まれてくるもの、です。何かを模してありものを組み合わせてうまく作るものと、思考と試行を重ねて作られたものは、全然違う。

具体的にいうと、
作品自体の世界観や作る上での環境的な背景、消費者にとっての使い心地を配慮してつくられた器
大量生産に効率の良いパーツを組み合わせて今のトレンドに沿った表現をしたアクセサリー
数千時間のデザインプロセスを経て大量生産されるクルマ
既存のデザインやアイディアを使い廉価につくることに特化した百円ショップに集まるアイテム

それぞれに美しさ・キャッチーさ・機能性・安さなどの良さがあり、どれが良くてどれは悪い、ということではなく、それぞれが独立しているものだということを消費者にはわかって選んでほしいと思う。

私は、それなら日々をつくることに向けているブランド・作家を応援したい。本物の、というのはそういうことだと思っています。

とりわけネット上では、当たり前に24時間起こることがすべてつくることに直結している人たちと、1週間の中の2-3時間だけ趣味で手を動かす人のアウトプットが境目なく並べられてしまっている気がして、それは別物と思いKATALOKoooをつくりました。

(24時間…っていっても、ずっと芸術は爆発だ!って爆発してるわけではなくてそりゃごはんも食べるしテレビだって見るだろうけど、どこかしこで得たこともふとしたことからすべてのことがつくることにつながっている思考だ、という意味です。常に爆発してたら頭おかしくなっちゃいますからね笑)

そんな話をこの何年かずっとしてきて、なかなか表現しづらいこのことをわかってもらうには、動画しかない!ということで、天才たちに動画をつくってもらいました。この動画を見て、何か買うなら本物のものづくりをしている人から買いたいな、と思う人が増えるといいなと思っています。

ここからはそういった人たちに実際私が触れ合ってきて肌で感じて来たことをどうしても書きたいので書く。本物のものづくりをしてる方たちの特徴は、瞬間的な集中力と緊張感、アウトプットへの徹底した執着です。

例えば取材をさせてもらってにこにこ話をしてくれていても、ここというときにピリッと制作をする。一瞬でまた和やかな雰囲気が訪れても重要なところは真剣な眼差しで作品と向き合う。この緩急がすごい。アウトプットに執着するというのは当たり前と思われるかもしれませんが、今そこにある形が完璧かを超え、お客様に届くときに一番美しい形であることに執着して仕上げているということです。この部分に慣れてしまわずに100発100中で毎日を過ごしているってすごいことだと思う。あと、影響されない強さかな。(みんなそれしか出来ないだけだよ、と言いそうだけど笑)

そんなわけで、私がサポートしていきたい、KATALOKoooとして一緒に歩んでいきたい人たちこの日々の一部を捉えたKATALOKoooのイメージムービーが出来ました。

KATALOKooo:everything but ordinary.
https://youtu.be/2DDhyOKsrm4

KATALOKooo×Kenichi Kondo
https://youtu.be/nxten5eLIxY

ダイジェスト的なイメージムービーと、Kenich Kondo バージョン2つあります。今後も続けて公開していきますので、お楽しみに。

いつもに増してはっきりと大真面目に私の好きな人たちのことを書いてしまいましたが、この記事本気でものづくりしてる人、本気のライン超えようとしててこれであってる?ってもやっとしている人に届け〜!私は人生かけてサポートするつもりですから!!!!

サポートいただけたいた方は仲間と思って日々精進しようと思います。とりあえず、ビールを買って乾杯させていただきます。