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吉田 翠*詩文*
2024年2月16日 18:25
乾いた空はだけた心を晒す星々の影震えて膝を折る少女の嘘を寝床を追われた夜の鳥が笑うおののきはこわばる石の像手に入れ損じた安堵はもとより拒んだものだと往生を諦めた言葉が罰を下す因果な夜にひれ伏すまで #詩 #創作
2024年2月1日 17:39
詩取り残された一葉が風に吹かれて身を離すこの時に抗うわけでもましてや待つでもなくただ落ちる小川の水面をゆらゆらと役目を終える葉を抱え水の流れのその先にあるものは恐らく次の春少し眩しい日の光に手を翳したわたしは運ばれるままの一葉を見送った*短歌 #詩 #短歌 #創作