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お題参加作品《詩や短歌等》

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お題が先にあり、そこに寄せて書いり詠んだりしたもので、他のマガジンと重複するものも含めます。
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#note短歌部

お題短歌

お題短歌

自分で詠んだお題歌に、わざわざ詩を添えるという…

お題『冬薔薇』(ふゆそうび)

冬に咲く薔薇をふゆそうびと呼ぶ
枯れ枝にぽつねんと咲く姿は
道行く人の目にどれほどとまるだろうか
だたそれでも
こころ疲れた迷い人の行き先を
わずかに灯した花として落ちたのであれば

冬枯れの中で閉じた瞼の裏に
残像としてすら赤く灯るだろう

お題『紅葉』

朽ちる前
その刹那に色めきたつ葉は
ただ還り
次の芽吹き

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お題参加作品《短歌》

お題参加作品《短歌》

歩みきた四十路五十路の山景色
もみじ映えたる高き空かな

詩人の本懐 お題「途中」

冬枯れとしまりを超えし大木の
芽吹く一葉何を語らむ

優しい言の葉 お題「生命力」

月詠みの筆のゆきさきゆかしきと
恋慕の雫朱に染まりたり

うたかたんか お題「雫恋」

宵待ちて灯るあかりの儚きを
知る人の背に無為の月影

うたかたんか お題「街の灯り」

仄薫る古書にいきづく先人の
灯す明かりに幻を

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