消費？投資？ 考え方で人生は変わります
もしも自分の脳を成功している誰かと交換したら、一年後はまったく違う人生になっていると思いませんか？
●お金と時間のバランスを整えていく
お金を稼ごうとすると労働時間が増えて時間がなくなる。時間にゆとりを持とう仕事を減らすと、お金がなくなっていく。お金と時間はシーソーゲームのようなものです。
住みたかった部屋ではなく住める部屋、行きたい旅行ではなく行ける旅行、着たい服ではなく買える服、乗りたい車ではなく乗れる車…
金額に個人差はあっても、人は時間もお金も枠が決められています。そして自分がやりたいことは、枠の外側にあることがほとんどです。
私たちは悩みを変えないといけません。
最大の悩みは、この枠の大きさです。枠を広げることこそが、悩まなければいけないことなのです。
幸せはお金と時間のバランスです。毎月2万円収入を上げていく、毎週3時間自由な時間を増やしていく...それこそが注力しなければいけないこと
●浪費と消費、そして投資
■浪費
値段ほどの価値がないものにお金を支払うこと（支払い＞価値）
■消費
値段と同等の価値があるものにお金を支払うこと（支払い＝価値）
■投資
値段よりも価値のあるもの、または価値が出ること（支払い＜価値）
投資は「資材を投げる」と書き、お金に働きにいかせるという意味がありますが、ここでは考え方についての投資を解説します。
■浪費
無計画な衝動買い、ギャンブル、承認欲求を満たす買い物、実りのない飲み会、終電を逃して乗ったタクシー代、ペットボトルの水、コンビニ弁当
■消費（なくなっていくけれど必要なもの）
家賃、生命保険料、移動のための交通費、必要な食費、光熱費、衣服、
■投資
人脈を広げる食事会、知識を増やす書籍代、自己啓発のためのセミナーや勉強代、経験を積める旅、スポーツクラブ、サプリメント、マインドフルネス
一日24時間、限られた時間の中で成長し自己実現していくためにも、ぜひ消費から「投資」の考え方に変えていきましょう。
例えば、ただぼーっとテレビを観るだけだったら時間の浪費や消費ですが、それを「明日の企画に役立つアイディアを集めよう」となると投資になります。
●第二領域を作り出そう
スティーブン・R・コヴィーの名著「7つの習慣」では、時間管理を4つの区分に分け、その中で第二領域に注力することが重要だと述べています。
24時間のうち40％、つまり一日約10時間を第二領域に費やさないと人生は変わらないという説もあります。
厳しいようですが、そうですよね。
サッカー選手が試合に出たいと思ったら、試合に出るために筋トレをしたり体幹トレーニングをしたり、シュートの練習をしたり…この地道なストレッチや体幹トレーニングこそが第二領域にあたるのです。
人生にとって緊急ではないけれど重要なことをどれだけやっていくのかが、人生にとって重要なポイントになるのです。
そして、第二領域を大事にすれば、消費している時間を投資に変えていくことができます。
例えば、お昼のランチをただ食事の時間と捉えると消費になりますが、尊敬する先輩やメンターとの学びの時間にすると、パワーランチになります。消費である第三領域から、投資である第二領域に変えることができるのです。
「投資の脳」にするために、頭の中に４つのダイヤルがあるとイメージしてみてください。そのダイヤルを第二領域に合わせることで、第二領域を作り出すことができるのです。
ただなんとなく観ているYouTubeは、第四領域かもしれません。ここで頭のダイヤルを第二領域にカチカチと切り替えると、
「明日のプレゼンのために、この人の話し方を勉強しよう」
となり、立派な第二領域の時間に変えることができるのです。
●人生は無限のように見えて有限である
決断とは「断つことを決める」と書きます。
今、何をやるべきかを決めるのも大切なことです。
しかし、何かをやろうと決断した時には、何をやらないのかを決めることも必要です。
それはなぜか？
それは、一日は24時間しかないからです。
この24時間を30日繰り返すと一ヶ月が経ち、一年が経ち...あっという間に一生が終わってしまいます。
人間は致死率が100%、いずれ死が訪れます。
後悔しない生き方をするために、タイムマネジメントはとても重要です。日々多くのタスクをこなしていく中で、ぜひ自分に問いかけてみてください。
「この作業は人生を変えるのか？」
もしも答えがNOならば、優先順位を組み直すことも、時には必要なのかもしれません。人生はこの重要度の組み換えによって、大きく変わっていくからです。
人生にとって「重要だけど緊急ではないこと」を意識しながら、ぜひ日々のスケジューリングをしていきましょう。
【動画】投資と消費の違い（考え方で人生は変わる）
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