沖縄県東村☆若葉のふるさと協力隊☆2021
沖縄県東村で開催された「若葉のふるさと協力隊」。
5日間の様子をコーディネート役を務めた緑のふるさと協力隊・田中南々帆さんにレポートしてもらいます。
●日 程:2021年10月29日(金)~11月2日(火) 4泊5日
●参加人数:2名
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【1日目 10/29】
名護バスターミナルで集合してから、東村へ。
役場に到着後、参加者に配布した『東村パスポート』に入村スタンプを押し、無事に入村完了。役場挨拶をしたあと、懇親会をしました。
地元漁師の方が「若葉のふるさと協力隊のために!」と差し入れしてくれたシャコ貝や伊勢海老の刺身にみなさんも喜んでいました。
「若葉」の2人も地元の方との会話を楽しんでいる様子だったので安心しました。後日、参加者から「あの時間が濃かった」と感想をもらえたのが嬉しかったです。
懇親会について事前に声かけをしたのは数人でしたが、想定していたよりも大人数が集まってくださったのがありがたかったです。東村民のめんそーれ精神を感じました。
【2日目 10/30】
午前中は、『東村立山と水の生活博物館』で水槽掃除や剥製掃除などをしました。普段触ることのない動物の剥製や、肉取りした鯨の骨にみなさん興味を持っていました。
その活動の様子を博物館職員の方がブログにUPしてくださいました~!
午後からはハロウィンイベントに参加。
ジャックオランタンを彫って、トートバックを絵具で染めて、手作りおやつを食べて、東村在住のクリエイターのみなさんとの交流を楽しみました。
参加者のひとりは子どもたちのターゲットとなり、へとへとになるまで追いかけっこをしていました。とても微笑ましかったです。
夜は仮装してハロウィンナイト。
お昼に作ったジャックオランタンにキャンドルを灯して、地元の方と手作りカレーを食べながら交流会をしました。
参加者のひとりがカレーの中に入っていたとうがらしを食べてしまう事件が発生!
水を飲んで、はちみつを舐めて何とか落ち着きましたがあまりの辛さに涙目になっていました。罰ゲームみたいになっちゃってごめんね~!
【3日目 10/31】
午前中はパイン農家さんのお手伝い。
パインを日差しから守るためのネットを剥がして巻き取るという大変な作業でしたが、みなさん頑張ってくれました。
単純作業なのに重労働なので、機械導入したら良いのでは?という考えが参加者から出てきました。この短時間で様々なことを感じ、改善点まで考え出している参加者に感心しました。
午後は琉球紅型染体験。紅型ならではの鮮やかな色使いに参加者は魅了されていました。
夕飯は、午前中にお手伝いした農家さんのお宅で一緒に頂きました。夕飯づくりから手伝ってもらいましたが、よく働いている農家さんのお手伝いをすることは、慣れるまではとても難しいです。そんな中でも参加者は、自分ができることを探して一生懸命動いてくれました。
夕飯を頂いたあと、星空観察へ。満点の星空に参加者は感動していました。「東京にいるときはオリオン座しか見えないけど、ここは星がありすぎて星座が分からない」という言葉が印象に残っています。
【4日目 11/1】
朝から帆掛けサバニ体験。
初めて見る帆掛けサバニと青い海に、参加者も私も大興奮でした。サバニに乗って東村慶佐次にある『ウッパマビーチ』へ行き、みんなで海を泳ぎました。参加者は海で泳いでいるときが4日間でいちばん楽しそうな表情をしていました。
最終日にこれだけ喜んでもらえて良かったです。
午後からは報告会準備をして、いざ報告会。
企画観光課の方と村長にも集まってもらいました。参加者は緊張しながらも、経験したことから感じたこと考えたことを上手にまとめてくれました。その後の打ち上げでは、東村にある『Cafe帆風』のオードブルと東村産しいたけを使ったピザを皆で頂きました。課長から、今までの報告会で一番良かったとのお言葉を頂けて私も嬉しかったです。
【5日目 11/2】
荷物をまとめて役場あいさつ。東村パスポートへ出村スタンプを押して役場を出発しました。
東村の道の駅『サンライズひがし』で各々お土産購入。店員さんのご厚意でパインフローズンとお菓子まで頂きました。
名護バスターミナルに着き、いよいよお別れの時。参加者はレンタカーを借りて、美ら海水族館まで旅立ちました。いってらっしゃ~い!
【緑のふるさと協力隊の感想】
東村民の温かさを改めて感じた4泊5日でした。豪華な料理を作ってくれたり、「若葉割だよ!」とサービスしてくれたり、“おまけ”をたくさん頂いて、良い意味で期待を裏切られることが多かったです。
今までは主観的に東村を見ていましたが、若葉を受け入れたことで客観的に東村を見ることができ、私がいま暮らしているところはこんなにも素敵なのかと、改めて東村が好きになりました。
【地域の方の感想】
参加者のふたりに、「来年は緑のふるさと協力隊として一年おいでね~」と言ってくださる方が多かったです。若葉のふるさと協力隊は5日間しかないので、地元の方ひとりひとりと話す時間は限られています。そんな短い時間の中で、もっと話がしたいと思わせたふたりには人を惹きつける魅力があると思います。
「あのふたりは、漫画から出てきた主人公みたいにキラキラしていたね」とおっしゃっていた方もいました(笑)
【参加者の感想】
緑のふるさと協力隊の方がゼロから徐々に人間関係を構築していった話を伺い、自ら行動しないと何も得られない反面、行動すれば大きな成果を得られるというその重要性を実感しました。とても楽しかったです。ありがとうございました。
【参加者からお世話になった皆さんへ】
◎5日間ありがとうございました!すごく楽しかったですし、また会いたいもっと話したいと思う方々にたくさん出会えました!また夏に伺います!
◎たくさんの素敵な方々と出会えた5日間でした。気さくにお話ししてくださり嬉しかったです!迎えて下さったみなさんありがとうございました‼夏にゴールドバレル食べに行きます☺️
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参加してくれた皆さん、ご協力いただいた東村役場をはじめ東村の皆さま、ありがとうございました!
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