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山形県小国町☆若葉のふるさと協力隊☆2020

山形県小国町で開催された「若葉のふるさと協力隊」。4日間の様子をコーディネート役を務めた緑のふるさと協力隊・中原凌さんにレポートしてもらいます。

●日 程:2020年9月30日(水)~10月3日(土) 3泊4日
●参加人数:2名

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【9/30 1日目】
小国駅で集合したのち、小国町南部地区でマタギをしている伊藤良一さんに、小国町とマタギの歴史を話をしていただきました。当初は1時間のお話を予定したいたのですが、2時間ほど話をしていただきました。

若葉の参加者2人は、『方言が難しかったけど、伊藤さんに質問をすると楽しそうに話をしてくれた』と言っていました。僕も小国の歴史を知らなかったので、話を聞くことができ勉強になりました。

夜はシェアハウスに住む学生と協力隊の人達と熊カレーを作り食べました。
ちょっとクセが強かったかもしれない……

カレー


【10/1 2日目】
午前中は、東部地区でたかきびの収穫の手伝いをしました。
僕は何度か手伝いをしたことがあったのですが、2人は初めてのたかきびの収穫だったので、どれを収穫していいものか、なかなか見分けがつかなかった様子で、苦戦していました。
収獲したたかきびは、天日干しにするために、ハウスの中ではざ掛けをしました。お昼までの残った時間は栗拾いや、アスパラの収穫を手伝いました。

お昼はたかきびを使った料理や自分たちで収穫したアスパラを食べました。2人とも自分たちで収穫したアスパラを食べて美味しいと言っていました。
帰る前に養鶏場にも見学をして卵を頂きました。

午後はシェアハウスで竹灯りを作って、農家さんや役場の方たちも集まってバーベキューをしました。
地元の食材を使った料理、お酒、色々と出てきて若葉の2人を歓迎してくれました。

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【10/2 3日目】
つる細工作家の熊谷茜さんの「kegoya」でつる細工体験をさせていただきました。
この日は「くるみ」の木の皮を使いました。3時間という、ちょっと少ない時間だったのですが、茜さんの話も聞きながら、無事に完成することができました。
2人とも帰りに写真を撮りながら、自分の部屋に飾ると言ってくれました。喜んでもらえて良かったです。

お昼は街中のラーメン屋で小国の地鶏ラーメンを食べました。

午後は農家の今さんの畑で里芋と長ネギの収穫。
その後は、地域の方のお宅で作り方を教えてもらいながら一緒に芋煮会の準備をしました。味付けはキミエさんにお任せして僕たちは野菜の用意を担当。
お世話になった農家さんなどを呼んで報告会をしました。

つる細工体験

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【10/3 4日目】
最終日はきんたけ工房の渡部さんにお世話になりました。僕自身いつもお世話になっている方ですごく「きのこ愛」のある方です。

当日は工房の見学や渡部さんのお話を聞き、帰りに若葉の2人はキクラゲの収穫をお手伝いし、お昼は取れたのキクラゲをみんなで食べました。

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【緑のふるさと協力隊の感想】
小国町に派遣されて半年、最初の頃は感動することばかりでしたが、生活していると自然なども見慣れてきてしまい、最初の頃に行っていた場所にも行かなくなっていました。
若葉のふるさと協力隊のスケジュールを組むためにいろいろな所へに足を運んだり、最初の頃にお世話になった農家さんの所に行ってお話しすることもできて、僕にとっても良い機会となりました。
3泊4日は長いかな、と思っていましたが、あっという間で、僕自身もすごく楽しかったです。

【地域の方の感想】
(つる細工作家:熊谷さん)

どういう子が来るのかわからなかったのでつる細工を楽しんでもらえるか心配でしたが、素直に楽しんでくれたが嬉しかったです。帰りの際も「家に飾っときます!」と言ってくれたので嬉しかったです。

【参加者の感想より】
・沢山の方から「また来てくださいね」という言葉をいただきました。私も「また行きたい」と思っています。とても良い経験ができました。

・めちゃくちゃ充実した4日間になりました!

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参加してくれた皆さん、ご協力いただいた小国町役場をはじめ小国町の皆さま、ありがとうございました!

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