月経随伴性気胸とは、、、

月経随伴性気胸とは、、、

ざっくり言うと、子宮の中にある内膜が、なぜか、肺に飛んでしまい、そこで、月に1度の生理とともに剥がれちゃう。
だから月に一回、肺に穴が開き「気胸」になる。しかも、ほとんどが、右の肺で起こるそうです。

だいたいは、安静にしていれば、穴はふさがる。

でも、毎月ですよ!毎月、これを繰り返すんです。QOL下がりまくりです。

ただでさえ、生理がくるっていうのは、女性にとっては、一大イベントで、不調が続く1週間でもあるのに、それにプラスして、肺に穴が開くって、どうゆうことやねん!!!!!!!!

でも、中には、毎月、呼吸困難になったり、痛みがひどくなったりして、肺が半分以下に縮んでしまって、入院して、漏れた空気を吸い取る処置が必要な方もいます。

私は、なんとか、幸いなことに、今まで、4回気胸になりましたが、どれも軽度で、体の酸素量も平均値、入院は免れました。

なんで、肺に飛ぶのか

不明らしい!!!!(◎_◎;)

なんで肺に飛ぶのか、右の肺なのか、理由はいくつか推測できるそうですが、これだけ医療が進んでいる現代でも、未だ不明だそうです。

そして、超稀な疾患なので、研究も進んでいないし、これをしたら治る!っていう治療もない。一般的に、手術をしても、再発率70%とからしい。

じゃ、生理をなくすために、子宮を丸ごと取っちゃえばいいのかと思いきや、子宮摘出の手術をしたのに、再発したという記事も読みました。

だいたいの人は、閉経すれば、この病気をもお別れできるそうですが、閉経後も再発のリスクがある人も中に入る、とも聞きました。

あと、生理を止めるホルモン療法(薬)は、肺には効き目がないことも。

難治性の気胸です。難病指定はされてないにしろ、ここまで治療法がないとなると、難病ですよね。。

そして、この月経随伴性気胸は、もちろん女性しかならないし、「子宮内膜症」の一種です。

「子宮内膜症」と聞くと、だいたいは、卵巣の中に内膜が入り込み、卵巣が腫れているとか、お腹の中での疾患が多い中、3%くらいの確率で、肺に内膜が飛んでしまうことがあるらしいのです。

横隔膜をつき破って肺に

お腹と、胸の真ん中あたり、みぞおちのあたりに横隔膜があります。
子宮の中の内膜組織が、肺に飛ぶということは、横隔膜を突き破ってるんです^^;

なぜ、そこまでして、肺に飛ぶ? 笑

人間の体って、不思議です。。。

2週間前の、胸腔鏡を使った検査では、横隔膜に、子宮内膜の組織がついているのが、肉眼でも見えました。

本当に、不思議です。

気胸になった時に、調べまくったら、女性が気胸になること自体が珍しいので、月経随伴性気胸も疑うべき、とネットにありました。

そういえば、6月、ちょうど生理の1日目に、背中から音が聞こえてきたんだよな、。

そして、7月も。8月も。そして今、9月の生理も、初日〜4日目の間に、気胸になっています。

6月は、「肺に穴が空いてる」と診断されてから、毎日怖かったけど、もう今では、「また来たな」「本当に生理の日にくるなんて、すごい!」と、ちょっぴり慣れてきました。

とはいえ、いつ何時、肺の穴が広がるかわからないし、両方の肺に穴が開く場合もあるので、そうなった場合は、危険な状態になるので、油断はできず安静を心がけていました。

ダンスもできない、ミュージカルもできない、歌えない、好きなことを全部できなくなったので、辛かったです。今も。