見出し画像

マレーシア#01 マレーシアに行く運命

人生にはたくさんの分岐点がある。
自らがきっかけの場合もあれば、予期せぬ事態でそうなる場合もある。

マレーシアは、コロナ禍前最後の海外旅行。世界が大きく変わる前。また会おうね、と別れた人と、この先しばらく会えなくなるなんて誰が思っただろう。2020年2月、先の見えない真っ暗な未来に世界が吸い込まれる少し前の話。そして、私にとっても出口の見えない長い闘いの前の話。

◾️マレーシアに、いざ行かん

2019年、台湾とNYを旅行して、ものすごく楽しかったけど、なんとなく言葉にはできない物足りなさを感じていたのも事実。

「東南アジアの混沌とした空気に触れたい。」

そう、またこの感情が湧き上がる。どちらかというと綺麗な街が好きだし、トイレも汚いと嫌だし、お腹もくだしやすいし、できれば安全安心な旅をしたいはずなのに。なのに、東南アジアに行きたい。どうしても行きたい。行きたい国リストにずっと鎮座しているマレーシア。ツインタワーに登りたい。世界遺産マラッカを訪れたい。体調崩すほど仕事したから、お金はある。3連休に1日有休くっつければ行ける。行くしかない。予約した。

Day1 成田はやっぱり遠いのよ

安定のJALパック。クアラルンプールへは成田からの直行便。成田は好きだけどやっぱり遠い。午前の便なので、ほぼ始発のNEXで向かう。でもそんな時間も嫌いじゃない。

この電光掲示板が好き
JALのマークでワクワク絶好調
クアラ・ルンプールなんですね
たぶんイエローカレー

2020年2月、まだコロナによる規制はなかった。念の為飛行機の中でマスクしておこうか、くらいの心持ちだったと思う。またもや長袖長ズボンで飛行機に乗ってしまい、到着したとたん暑さにやられる。クアラルンプール国際空港から市内までは、すごい渋滞だった。

ホテル イスタナ クアラルンプール

ブキッビンタンにもアロー通りにも徒歩圏内のホテルに宿泊。「水曜どうでしょう」でどうでしょう御一行が宿泊したらしくテンションあがる。北海道出身の血が騒ぐ。

深い浴槽とシャワールームが別々

友人とクアラルンプールで再会

少し前からクアラルンプールで働き始めた同郷の友人とホテルで待ち合わせ。「東京は都会だから怖くて住みたくないけど、海外に住むのは全然平気。」ていう考えの友人。めっちゃ好き。憧れの存在。友人が働き始めたことを知ったのは本当に偶然だったけど、会いに行く運命だったきがする。

アロー通り

クアラルンプール最大の屋台街へ。客引きの店員さんは多かったけど、想像よりも整った屋台通りのアロー通り。どこのお店も賑わってる。

赤い提灯が続く
お店がギチギチ
どこも美味しそうなメニュー

WONG AH WAH RESTAURANT

まずは事前に調べていた通称『偽ミッキーの店』WONG AH WAH RESTAURANTへ。
看板に偽ミッキーがいるからすぐわかる。人気メニューの手羽先とイカの辛い炒め物食べた。

偽ミッキーがお出迎え
こちらにもいます
看板メニューの手羽先
辛めなイカ炒め

龍記

サテー3種食べた。このソースが美味しい。

アロー通りの入口近くのお店
ピーナッツのソース

ブキッビンタン

賑やかなブキッビンタンを散策。ローカルフードも好きだけど、ファーストフードチェーンも大好き。ホテルまで送迎してくださったガイドさんが「マレーシアのKFCは世界一美味しい!」と言っていたので、食べてみた。

日本のよりもザクザクした食感でたしかに美味しい!ちょっとスパイシーな味もクセになる。

マックでナシレマも食べてみた。ソースが鬼辛。バンコクでの苦い経験をふまえて、ソースは少しだけで食べる。

どんだけ食べてんねんとつっこみたくなるが、少ない日数の場合は詰め込みがち。夕飯3回とか、私たちは旅行中に幾度となくやってる。

ブキッビンタンのスクランブル交差点

とても都会なブキッビンタン。夜遅くまで遊んでいても安心感のある街だった。友人がこの先この街で楽しく充実した日々をおくれたらいいなぁなんて勝手に思う。また必ず来るね、と言って別れた。

つづく。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?