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ナイルの庭
2021年10月11日 12:07
源氏物語 第十三帖 明石ひとり寝は君も知りぬやつれづれと思ひあかしの浦さびしさを独り寝は寂しいものとあなた様もお分かりになったでしょうか、所在なく物思いに夜を明かす明石の浦の娘心のうら寂しさを明石の入道が光源氏に詠んだ一句。この明石の浦の娘心の娘とは、明石の入道の娘で、将来、今上帝の中宮となる明石の姫君を産む明石の御方のこと。神戸に住んでいながら、わたしにとっての明石はこ