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妖怪ウォッチ主人公にみる「セルフイメージ」と「脳科学の視点での能力の伸ばし方」を探る


マイノリティにもマジョリティにも属せない“ミドリティ“のためのコーチ たまおひろこです。
ミドリティってなによ?の方はこちらから

今回は、ミドリティそのものの話題から少しそれますが、
私がカウンセラー養成スクール時代にガッツリ学んだ「セルフイメージ」←(自分のことを自分がどう思っているか、その思い込み)と、

1キロ未満の子供を出産したことで、子供の発達について興味を持って勉強を重ねた「脳科学」(発達科学コミュニケーション)の視点で、妖怪ウォッチ主人公の天野ケータ君を例に、人の能力ってどう伸ばすの?ということをざっくり書きます。

天野ケータのセルフイメージ

早速、天野ケータ君について、Wikipediaで調べてみたところ

“凡庸だが活発な少年であり、目立って劣っている点も優れている点も持たないが、座学・工作・スポーツのどれも平均的にこなせる能力を持っており、クラスメイトからも忌避の的にはならない。一方で、自分が凡庸であることに劣後感を持っており、「普通」と言われるとショックを受けている“

これから、セルフイメージを考察してみました〜。

え?これだけで?
うん。これだけで。笑

ケータ君は、「普通」と言われてショックを受けていることから、
まさに、ケータ君こそが自分のことを「普通」=「喜ばしく無いこと」と思い込んでおり、その「普通」の良さである、

・「普通だからこそ妖怪が寄ってくる」←ウィスパーが言ってた
・「クラスメイトに浮きすぎることなく馴染んでいる」
・「どれもある程度マルチにこなせる」

が自分自身では全く見えていません。

まずは、<なぜ自分が「普通」であること享受できないか>を深ぼりをして、

・自分は「普通」であることの何(What)が嫌なのか、
・そしてそれはなぜなのか(Why)、
・それは私が嫌なのか、他者が嫌というのか(自分軸か他人軸か)、

を知ることが得策です。

深ぼりの結果、

・自分が普通と思い込んでいるものの良さが見えたり、・他人により悪いと思い込まされているけど、実は自分自身は悪いと思っていなかったことに気づいたり、・自分の解釈が実はねじ曲がっている“事実“に気づくことがあります。

事実を知った後のプロセスは、
「普通」である自分を好きにならずとも、いいも悪いも、そのまま「普通である」ことを認めていく作業も必要。

本来、モノゴトの「普通」、「良い」も「悪い」も、自分だけが決めれること。
要は自分の思い込みからみてることなのです。

脳科学の視点で、能力の伸ばし方を考える

ケータ君が妖怪ウォッチを手に入れ「妖怪と友達になれる」という唯一無二の能力を得たことで、以下能力がより高まっているといえます。

①ワーキングメモリ(前頭前野の発達)
「どの妖怪と友達になったか」、「各々の妖怪の特色」を記憶をしており、それら情報を元に「この妖怪を倒すには、どの友達妖怪を出すべきか」と判断しています。

ワーキングメモリってなに?の方はこちら

ワーキングメモリをより効果的に伸ばすには?

ケータ君の場合は、体験を基に記憶を定着化しているケースが多いため、座学ではなく体験型の学びが合っていると言えるでしょう。

岡田尊司さんがこの書籍で言及されている「空間視覚型」のタイプに近いんでしょうね。

②観察力(言語や認知に関係する角回や、海馬、前頭葉の発達)

ケータくんは「もしかしたらこれは妖怪の仕業では、、、」と、普段の友達や、家族の様子と比較し、鋭く“ちがい“を見つける観察・洞察力が発達しています。

観察力をより効果的に伸ばすには?

ケータ君は、学校のテストではその能力をあまり発揮せず、身近な人(ケータくんにとって興味がある)との関係性において洞察力を発揮していることから、
単に勉強への「苦手意識」があるだけかもしれません。

まずは好きな教科のみに絞って成功体験を積み重ねると、そこから満遍なくどの教科も平均点を上げていくタイプのように見受けられます。

妖怪ウォッチを通した活動を続けることで、ケータ君の既存の能力を高めていけるうえ、まさに他には無い(普通では無い)能力を自分自身が確認し自尊心を形成していっているので、

「いつまでも妖怪に関わって無いで勉強しなさい!」とは絶対に言わないこと

これに尽きます。

こんなこと言って、実際に座学ばかりさせたら、偏差値も駄々下がりよ。しかも輝ける場所を失って性格も陰気になるでしょうしね。


今後もケータ君がこの活動を続けられるよう、全力で周りがサポートしていってください。


ミドリティって凹凸さんなの?

私がいう、ミドリティって、マジョリティにもマイノリティにも、どのコミュニティでもハマる感を得られてこなかった人。
蓋を開けたら、いろんな凹凸があるって人も多いと思います。

ちなみにわたしはHSPではないけど、人の“感性“に関してはめちゃくちゃ過敏なところは凹凸ですね。

あと、ZOOMのMTGセットをするときには絶対1回は日程を間違えて設定したり、載せるURLを間違えるという点でワーキングメモリと衝動性部分で凹凸が高め。笑

そんなミドリティには、「ゼッッッタイ合わない環境で自分を否定しながら努力するな。」と伝えたい。

努力したら凹は一見、平坦になるんですよ。

発達は良いも悪いもどちらの方向にも伸びますから。

でもね、それ以上に、自分のそのままを認めることなしに努力ばかりしていたら、「自分が“在る“には、絶対的に努力しなければならない」という思い込みが外れなくなる。

「努力しなくても、凹が平坦にならなくても、自分は在るんだ」が0ポイントなんで、そこがないままって土台が無い家なんですよね。

セルフイメージってなに?それを書き換えるとどんな良いことが起こるの?
そもそも書き換えが必要か?についても書いていきます。
まず体験してみたい!という方は、コーチングやってます。

のび太編もご覧ください!

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