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介護職の職場選びについて

おはようございます!

今日は【10月16日発行シルバー新報5面-医療機関も人材派遣に依存-】についてです。

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↓今回の記事のまとめ↓
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☑️福祉医療機構は全日本病院協会、日本医療法人協会と合同で、病院の人材紹介手数料に関するアンケートを実施した。
☑️一つの病院が人材紹介会社を利用する件数は平均5.3社利用し、職種別では看護師の利用が85%と最も多く、医師は41.8%だった。
☑️看護師の一病院あたりの年間利用は平均7.4人で、1人当たりの手数料は76万円となっている。

以上のまとめを踏まえて私見です↓

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▽介護職の職場選びについて
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今日の記事も人材に関する記事です。看護師の採用の多くは派遣会社に依存しているという内容でした。

紹介手数料が76万円というのは破格に感じましたが、それだけ出さないと人材が集まらない現状があるんだと思います。

看護師は、内科、外科、整形外科など、どの科に所属するか、急性期か慢性期か回復期か、働く場所の選択肢が多くあります。

そのため一人でネットで就職先を探すよりも就活の担当者と一緒に探した方が効率的です。

働いてみないとわからないのが職場なので、少しでも病院の評判を知ってる人と探した方がいいですよね。

お金メインで働くのか、スキルアップを目指すのか、やりたいことをやるのか、その選択肢が看護師には多くあります。

来週から沖縄で働くことだって担当者は宿付きで探してくるでしょう。

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介護職の場合は誰から学ぶのかが鍵
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介護職の場合は選択肢は多くありません。

施設か在宅か、半日か全日か、身体介護か家事援助か、障がいか高齢か。
デイサービスなどは特色が増えてきていますがまだまだ十分な選択肢があるとは言えません。

看護師の職場選びの場合は、仕事の内容や自分が何をするかにフォーカスがあたります。
看護師は診療の補助が役割であるため、どんな診療しているかが問題なんですよね。

でも介護職の場合はだいたいのやることが決まれば、あとはどこで学ぶか、どの人の元で働くかが重要になります。

変なとこに当たれば働く気力もなくなってしまいます。

おそらく介護職の場合もこれからは人材派遣が主流になっていくでしょう。
雇う側より雇われる側の権利の方がこれからどんどん強くなっていくからです。

『稼ぎたいからこの地区の身体介護だけをやりたい』という労働者のニーズを叶える業者、システムが出てくると思います。

それこそ以前投稿した『ウーバーケア』の登場かも知れません。

でも果たしてそれが本当に個人のスキルアップに繋がるんでしょうか。

一を聞いたら十教えてくれるような職場はあります。
親身に、心から成長して欲しいと願って指導してくれる先輩はいます。
嫌でも色んな経験をさせてもらえる環境があります。

誰のところで働くのかが重要です。

必ず自宅近くのどこかに、介護技術、人生のスキルアップ、支援をしてくれる場所はあります。

介護の人材派遣の場合は、是非、『あそこの管理者さんは厳しいですけど必ず成長させてくれますよ』というような粋な派遣をして欲しいと思います。

厳しくも熱のある事業所で働くこと、それが介護職の職場選びの秘訣だと思います。

では、いってらっしゃい!

#介護 #ケアマネ #在宅 #コラム #人材派遣

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