このウイルスを収束させるには(大阪で感じることまとめ)
おはようございます!
〜このウイルスの収束させるには(大阪で感じることまとめ)〜
僕はウイルスの専門家でなければ、医師でもありません。
看護師の経験はありますが、ウイルスを専門に勉強した訳でもありませんし、新型コロナに対する考え方も日によって変わったりする時があります。
そんな僕ですが、新型コロナウイルスのワクチン接種という壮大なプロジェクトを前に、できるだけのことはやりたいという想いから、個人的なまとめをしたいと思います。
参考にするなら他の専門家の意見が正解だと思いますが、大阪で介護をしていて感じる危機感が伝わればいいなと思います。
まず、新型コロナウイルスに限らず、感染症の基本として、『感染する習慣をしていれば感染する。』という事実があることを理解しないといけません。
どんな人でも沢山のウイルスが体内に入れば、抗体があろうとなかろうと感染するでしょう。
まずは感染しない習慣が大事です。
これがwithコロナやニューノーマルと言ったマスク装着や手洗い、ソーシャルディスタンスなどの習慣の必要性で、各国に感染の差があるのは、習慣の差があることが一番の理由ではないでしょうか。
この習慣の差を凌駕するのがワクチンの存在です。
ウイルスの抗体を『注射を受ける』というたった一つの行為で獲得でき、感染しやすい習慣だったとしても“盾“のように守ってくれます。
ここまでの話は個人ひとりひとりの話です。
では世界全体をみてウイルスに対抗するにはどうしたらいいでしょうか。
方法は2つです。
1つはウイルスが弱体化するのを待つ。
もう1つはウイルスが減少するように追い込む。
ある報告ではウイルスの弱体化には10年かかるのではないかと言われています。
10年…
ウイルスの弱体化を待たずして打ち勝つには一斉にみんなが抗体を持って追い込む必要があります。
『集団免疫』ってやつですね。
でも現実は…
アメリカのNYタイムズはワクチン接種が十分に進まず、『アメリカでの集団免疫の獲得はできないだろう。』と報道がありました。
コロナ対策で成功した台湾で、最近では感染拡大の兆候がみられているそうです。
全世界でワクチンによる集団免疫を獲得するのは無理だと思います。
目先の対応かも知れませんが、例えば、東京や大阪など、感染拡大地域に絞って、集団免疫を一時的にでも獲得し、収束させる必要があるのかなと思います。
拡大しつつある地域に人員や物資のメリハリをつけ、緊急事態宣言とかではなく、2.3週間でワクチンによる鎮火をしていく。
そんな収束の仕方を各地で繰り返すのも方法かなと思いました。
大阪では、今でも毎日のようにどこかの施設や事業所から新型コロナの報告があり、デイサービスは一時的に閉鎖、サービスがストップしています。
高齢者優先のワクチン接種では“盾”が追いつかない。
高齢者優先は原則としても、感染拡大地域ではワクチンの対象者を増やすような政策がいいように感じています。
地域での収束、世界での収束を願っています。
では、いってらっしゃい!
#介護 #ケアマネ #在宅 #コラム #ワクチン #集団免疫
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