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介護施設職員全員のPCR検査について

おはようございます!

今日は【8月21日発行シルバー新報-3面-全介護施設職員にPCR検査を実施】について取り上げたいと思います。

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↓今回の記事のまとめ↓
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☑️東京都千代田区は区内にある介護施設の職員全員にPCR検査を実施した。
☑️区内にある特養、グループホーム、ショートステイの全7施設で働く全職員430人を対象に年度内は3か月ごとに実施する。

以上のまとめを踏まえて私見です↓

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▽介護施設職員全員にPCR検査を実施することについて
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このニュースに関して、介護現場で働く身としては身が引き締まる思いです。

新型コロナウイルスに無症状感染で働くことを防ぐ、高齢者が感染者と接する機会を下げるという観点から全職員に実施することにしたのでしょう。

世田谷区の2万人PCR検査を実施することについて、加藤浩次さんが『お金の無駄』と発言されたことも話題になっています。

確かに、感染対策はコストを考えなければいけません。コストの議論をすることが最終的な感染対策の着地点を決めることになります。

千代田区では3か月ごとに定期的に検査するということですが、これもコスト意識から3ヶ月にしてるはずです。『予防のためだ』と言って毎週してたらキリがありません。

ここで言いたいのは、投じたコストを無駄にせず、データの積極的な分析、公表、他の地域でも同様の措置が必要なのかを評価していくことが大事だと言うことです。

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感染の本番、冬までが勝負
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新型コロナウイルスに関しては様々な見方が出てきています。
弱毒化しているのか、季節のせいなのか、抗体を獲得しているのか。
その考察に関しては専門家に任せればいいと思いますが、介護職として最悪のケースは考えておかなければいけません。

一番危惧するのは冬の大流行です。

呼吸器疾患が重症化すると特別な器械が必要であることや回復までに時間がかかることなどから例え1日ごとの重症者数が少なくても集中治療室はひっ迫していきます。

冬は脳梗塞などの疾患も増えます。

医療崩壊を目の前にすると社会の機能をストップせざるを得ません。
その時、デイサービスやショートステイは持ち堪えられるのか。

冬までに一つでも多く、感染に関するデータやどうやったらサービスを継続できるのかという根拠を揃えておきたい。

今回の千代田区の介護施設全職員検査、世田谷区の2万人検査は定期的に公表し、日本全体で冬の大流行を防ぐ糧にして、感染対策を前に進めて行くことが大事だと思います。

ではいってらっしゃい!

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