認知症高齢者の方の金銭管理
おはようございます!
今日は【9月18日発行シルバー新報3面-認知症顧客の貯金管理、代理手続き柔軟に 銀行協会が検討開始-】についてです。
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↓今回の記事のまとめ↓
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☑️全国銀行協会は認知症本人やその家族、公的機関による貯金の引き出しなどの手続きのあり方について、指針策定や事例共有などを含めた検討を開始した。
☑️社会福祉協議会職員などに手続きを認めることが望ましいとの提言に対し、現場で一定の対応ができるよう検討していく。また地域の見守りネットワークの参加などの協力も検討していく。
以上のまとめを踏まえて私見です↓
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▽認知症高齢者の方の金銭管理
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認知症高齢者の方の支援で課題となることが多いものの一つに『金銭管理、支払い』があります。
『ケアマネジャーが一部管理してます』という方もいらっしゃるかも知れませんが制度に則って解決すべきです。
自分で解決する方が簡単かも知れません。
ですが、制度や地域(社会資源)の課題を明確にするために、課題に蓋をするのではなく、声をあげて膿を出していくのが正しいやり方だと僕は思います。
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足りない社会福祉協議会の職員
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社会福祉協議会の事業の一つに日常生活自立支援事業というのがあります。
この事業が認知症高齢者の方の金銭管理の本命です。
ですが、申請して開始されるのは僕の地域では半年後です。
人員不足が原因のようですが、『その半年乗り切れるならそもそも申請しませんよ…』というのが本音です。
社会福祉協議会に文句を言いたい訳ではありません。
ケアマネがあの手この手を尽くしてもどうにもならない時があります。
もしこの投稿を読んでる人の中に『興味あるな』という人がいれば是非一緒に制度に則って支援して欲しいです。
今回は銀行の話ではなく社会福祉協議会の話になりましたが、
銀行の職員さんの努力だけでは解決しません。
現在支援している人だけでも解決しません。
手続きを柔軟にしただけでも解決しません。
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認知症高齢者の方を具体的に支える支援者が一人でも多くなることを願っています。**
では、いってらっしゃい!
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