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佐藤悠【小山町】 滞在まとめ

山頂
目的と過程
高低差 等高線 
山を谷を、歩いてゆく足音 
名を呼ぶことは、肯定すること。
残るもの、そうではないもの。 裾野 緩やかさ 
おだやかさと広がり 禍福の織物 繰り返す 行ったり来たり。

そんな事を考えて、曲を作りました。

小山町の歌
小山町 小山町 小山町
大きな山の 小さなふもと 小山町 小山 北郷 足柄 須走 小山町
小山町 小山町 小山町
右手上げて ふた指折れば 小山町 今日も富士は見えるだろか 小山町  
足柄古道 嶽之下宮 小山町 金太郎 坂田金時 小山町
浅間神社 富士講 小山町 スピードウェイ フジボウ 小山町
豊門公園 豊門会館 小山町 足柄駅舎 誓いの丘 小山町
歌を歌って、またあえるよ 小山町
小山町

毎日のNOTEより

大事なことはNOTEに書くことができない。
「大事なこと、大切な事はNOTEの文章に書くことができない。
そこには現れない」

1日目

仕事と休暇。ワークとバケーション。
オンとオフのラベルのついていないスイッチ・・
電気のスイッチや、トグルスイッチのような
2つの用途に切り替わるイメージ。

今、回路が切り替わっている側がオンなのかオフなのかはあまり関係なく、2つの回路を行き来するというか、
意識的に切り替えていくこと自体に何か意味があるのではと思う。
切り替えることで切り替わらない部分が見えてきたり、
そこからはみ出す部分が普段より良く作動する・・
みたいなことが起こってくるのではないかなと。

2日目

富士山を見るということ。
見る場所で見え方が違うのか、それとも自分が変わったのか。

自分がどこから見ているかによって、
だいぶ見え方が違うと言う話もあるようだ。
遠くから見た方が尖って見えて、
近くにいるともう少し平たく見えるそうだ。

本当はもっともっと大きな山が後ろに隠れているんじゃないか、
ものまね紅白歌合戦のご本人さん登場のように、
真の富士山が見えないもっと奥にいるんじゃないかみたいな、
そんな感覚が特にこの時見た富士山にはあった。

距離的には自分が富士山に近づいたはずなのに、
さっきより小さく見えたり、逆にさっきよりも遠ざかったはずなのに、
振り返るとより大きく見えたり・・・みたいなことが何度もあった。
土地の高低差、もしくは視界に入るもの・・
例えば鉄塔であったり、道路標識みたいなものとの
相対的な大きさの印象でそう見えるのかもしれない。

または、見つめている自分の視点自体に変化があって、
そう見えてるのかもしれない。 

3日目

富士山・フジボウ・山と谷・恵と害
そういった災いの跡であったり、禍福が編まれた織物・・
今日はそういった話にたくさん出会った1日だった。
良いことと悪いことの繰り返し。

4日目

作りたいものを作ったり、作らなかったりする会
制作したものを飾ることは、それを作った人のことを受け入れることだ。

5日目

​​​​​​日常とつなぐ
ワーケーションの環境の中で出会った特別なものを、
簡単にオンラインでつなげてしまっても大丈夫なんだろうかと、
一抹の不安があるのも確かだ。

ただ、やっぱりどこかで今回旅人と出会って良かったと、
こういった異物が町の中に関わりを持つ事はポジティブなことなんだと
言う気持ちを具現化したい思いもある。

6日目

「小山町の歌」
町〜の 「おおお」の部分は、
富士山の裾野が大きく広がってゆくイメージで歌ってください。
2番以降「小山町」以外の部分は、
ご自身の地域や体験にあわせて、オリジナルの歌詞で歌ってください。

最終日

そのほか

ホストの細やかさ
旅人とどのくらいの距離感でやり取りするのか・・
柔軟で軽快な対応をしながらも、
こちらにできるだけプレッシャーを掛けまいとする配慮を日々感じ、
ありがたかった。

向かう場所について
事前に情報を入れようとは思わなかったが、
町が持つパンフレット、地図などは一式取り寄せておいても良かった。
読む読まないは旅人の選択として、
とりあえず多すぎない量を事前に送ってもらっても良いかもしれない。

他の記事
・佐藤悠【小山町】1日目
・佐藤悠【小山町】2日目
・佐藤悠【小山町】3日目
・佐藤悠【小山町】4日目
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・佐藤悠【小山町】最終日
・佐藤悠【小山町】まとめ

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