【micoのNY通信】ファッションの聖地FITで学ぶイメージコンサルティング
こんにちは、micoです。
ニューヨークはすっかり秋らしい、さわやかな季節になってきました。夏はいつもあっという間に過ぎてしまいますね。
今年の私の夏のハイライトは、ニューヨーク州立ファッション工科大学(Fashion Institute of Technology、通称FIT)でイメージコンサルティングを再学習したことです。約1ヶ月の講座を終え、晴れてFIT認定のイメージコンサルタントとなりました!
今回は、FITで学ぶことになったきっかけや、クラスの様子を写真と共にご紹介したいと思います。
FIT(ニューヨーク州立ファッション工科大学)とは?
FITは、1944年に設立されたファッション、デザイン、アート、ビジネスの専門教育機関で、ファッション業界のトッププロフェッショナルを育成する世界的に有名な学校です。特に、ファッションデザインやイメージコンサルティング、マーケティングの分野が高く評価されています。
FITで学べる喜びと不安
夫のニューヨーク転勤が決まった際、「FITで学べるかも!」と心の中でガッツポーズをしたのを覚えています(笑)。ちょうどイメージコンサルタントとして5年目を迎える節目だったので、新たな知識を取り入れてスキルアップする良いタイミングでした。また、私の師匠である工藤亮子先生がFITで学ばれたことも大きな影響を与えました。広い知識とグローバルな視点を持ち、自分のスタイルをさらに確立したいという思いで、挑戦を決意しました。
しかし、一方で「英語の授業についていけるだろうか?」という不安もありました。アルバイト先では同僚との意思疎通がギリギリというレベルの英語力で、授業についていけるか心配でしたし、学費も決して安くはありません。授業に置いていかれたり、友達ができなかったり、最悪の場合、資格も取れないまま終わるのでは…と不安に感じました。でも、「この歳でFITに通えるなんて、なんてラッキーなんだ!」と自分を奮い立たせ、申し込みを決めました。
イメージコンサルティングのクラスについて
私が受講したのは夏季集中講座で、1日6時間、週3回、約1ヶ月間にわたって行われました。
クラスメイトは13人で、3人の講師が持ち回りで授業を担当していました。
講座内容は幅広く、以下のようなことを学びました。
イメージコンサルタントの仕事と心得
パーソナルカラー診断の理論と実践
体型に合ったスタイリングや顔の分析
似合うデザインや色、ファッションが与える印象
クローゼットの整理やショッピング同行の実践方法
座学以外にも、FITミュージアムでファッションの歴史を学んだり、ニューヨークの有名デパート「NORDSTROM」でパーソナルショッピングの方法を学ぶなど、実地研修も多く含まれていました。
最終日のプレゼンテーション
最終日のプレゼンテーションでは、クラスメイトとペアを組み、お互いにイメージコンサルティングを行いました。それぞれのイメージゴールを設定し、ファッションの課題を解決するためのワードローブを提案するという実践的な内容でした。(課題の発表が割と直前だったので、もれなく皆資料作りで寝不足 笑)
その後無事にオンラインでの総復習テストもクリアし、認定証を手にすることができました。
FITでイメージコンサルティングを学んでみて
1ヶ月で多くを学びましたが、ファッションやイメージコンサルティングに関する情報やプロセスよりも、今後の自分の方向性が見えたのが1番の収穫でした。
イメージコンサルティングというのは単純に外見を分析して「その人に似合う物を提案する」ということだけではなく「その人のなりたいイメージに導く提案をする」ということだと再確認しました。 つまり、その人がどういうイメージになりたいか、なるべきかを知り、そのゴールに向かってファッションで外見を調整するということ。
今後は、クライアントのライフスタイルやビジネスゴールともっと密接に関わっていく仕事をしていけたらなあと思いました。
また別々の場所で目標に向かって頑張る友人たちとの出会いもかけがいのないものになりました!
FITでのイメージコンサルティングクラスの様子が伝わりましたか?
今回の記事では深く触れられなかったイメージコンサルティングの内容については、別の機会にまとめられたらと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
🗽mico イメージコンサルタント/パーソナルスタイリスト
ニューヨークでパーソナルカラー診断、骨格診断などのイメージコンサルティング、ショッピング同行サービスを行っています。
インスタグラムではニューヨークのライフスタイルやファッションについて載せています。
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