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元保育士ママ/子連れボランティア卒業【ワタシゴト】

子連れボランティアを始めたきっかけ

娘6ヵ月頃。
なんとな~く、独身時代より気になっていた保育園を調べてみると【子連れボランティア募集】の言葉が…。
それがどうにもこうにも頭から離れなくて。
精神的にラクだし子育てするなら今の仕事が1番、と分かっているものの、なぜか気になる保育園のこと。
(きっと元保育士あるあるかと思います)

積極的に園庭開放を行っている園で、土曜日に開放していくれていたので、友だちを誘って偵察がてら行ってみました。

思ってた以上にのびのび素敵な保育園で、整った環境ではないけど(すみません…)必要なものはすべてある、子どもたちのやりたいやことばに耳を傾けてあげられる、そんな保育園でした。

実際に保育士の友だちが研修で行ったことがあったのでどんなとこか聞いてみたら「総合してすごく良い…!!」と言っていた保育園。
でも実際にそこで働いてる先生たちはどんなんだろう…普段の雰囲気はまた違うのかも…と心配があったものの、この機会を逃すともうここの保育園に関われることはなくなる!と思い、えいや!と勇気を出して電話してみたのでした。

むすめの遊び場として過ごした毎週火曜日

0歳児クラスに娘と一緒に入ることになり、月齢の近いお友達と過ごす時間。
むすめにとったら「どこやここ?!」状態でよく泣きました。
場所見知り、人見知り、それはそれはひどくて
ほとんど膝の上で過ごした時もありました。

ボランティアとして行くからには!と、意気込んでいた当初に比べたら
最後らへんはもう割り切って「娘と一緒に楽しむ場所」という認識に変えて
できるときに、乳児さんのお散歩の準備の手伝いをしたり、着替えの手伝いをしたりしながら子どもたちの成長を見守らせてもらいました。

そしてできるときは絵本の修理をするくらいで。

ボランティアとは名ばかりで、本当に園庭開放にお邪魔させてもらったくらいの時間を過ごしていました。

保育園で過ごす子どもたちってすごくかわいい!

今回、客観的に「保育園での子どもたち」の様子を見る中で、当たり前のことに気づいたわけですが。

小さいながらも一生懸命お友達と一緒になにかしようと話しかけてみたり、
自分の主張を大人やお友達にしてみたり、
はじめはやりたくない~とそっぽ向いていても、お友達の様子を見て活動に参加しようとしてみたり…

娘も同様に、泣きながらも周りを見ていて、楽しそうなおもちゃは手を伸ばしてみたり、
あ、この子は感覚的に合うのかな?と思うくらい、ひとりの子に積極的に近づいてみたり。
家で過ごしているだけでは分からなかった、知らなかった一面もたくさん見ることができました。

保育園にいる子どもたち。
まだまだ「小さいときにお母さんといれないなんてかわいそう!」みたいな意見もあったりすると思います。

でも、声を大にして言いたい

家族親族以外に可愛がってくれる人がいるって最高やで!

入園するまでは全然知らなかった大人たちが当たり前のように名前を呼んでくれて
一緒に成長を見守ってくれて、なんやったら相談にも乗ってくれて。

それも小さい時ほどたくさんの目と手をかけてあげられるわけです。

同学年のお友達とたくさん関わって成長し
年上のお兄ちゃんお姉ちゃんには可愛い可愛いしてもらい
じぶんより小さいお友達の尊さを知ることができる。

保育園にいる子どもたち、みんな頑張ってるのは事実で
おうちにいる時間が短いから気力体力的にしんどいこともあると思います。

それでも、保育園ってやっぱりおうちみたいにあたたかくて
子どもたちの成長を見守れる保育士って良い仕事だなぁと感じたんですよね。

保育士に戻りたい気持ちもあるけれど…

今は自分の子どもたちのケアを優先したい、という言い訳で
保育士には戻らず保育園ボランティアも終わりになりました。

現役の頃とはまた違った視点で保育を見れて
ましてや憧れだった保育園に関わることができて本当に楽しかったです。
むすめにとっても大切な経験となり、受け入れてくださった保育園には感謝しかありません…!

育休が終わって元の職場に復帰してから、今後じぶんがどうありたいのか、っていうのを考える良い経験となりました。





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