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オーストラリアの大手デベロッパーが抱える課題

オーストラリアの大手デベロッパー課題。
この部分もしっかりとみきわめておく必要があります。

なので、仮に進出するとしてもとにかく、
経費最小、利益最大で小さく始めたほうが良いでしょう。

NZもそうですが、大きすぎるものは、目に見えるもの以外の問題点として

・責任は取らないけど口だけははさんでくる関係者
・役所などを含むコラボしなければいけない関係者の準備不足
・とにかく生産性が悪い仕組みがある。

過去の経験から浮かぶ目に見えない自分の意見です。

もちろん、その他、新聞などで検証しているように下記のようなわかいりやすい要素もありますが、大規模なものをするときは本当に注意が必要です。

わかりやすい具体例として

コスト上昇と労働力不足: 建設資材や労働コストの上昇により、採算性の合う新規プロジェクトの開発が難しくなっています。また、熟練労働者の不足も深刻で、建設の遅延や費用の増加。(参考: オーストラリア建設業界における5つの主要リスク)

  • 資金調達の難しさ: 銀行は大手デベロッパー向け融資に対して慎重になっているため、資金調達が難しくなっています。大手デベロッパーは、民間融資機関や合弁事業など、融資の新たな道を模索。(参考: コアロジック)

  • 政府規制: オーストラリアでの大規模開発プロセスは、規制や煩雑な手続きにより、複雑で時間がかかります。これにより、プロジェクトの承認や完了が遅れる。(参考: オーストラリア各地で住宅建設が崩壊している、その理由)

上記を踏まえて大規模住宅開発や大きめのアパート新築は開発が難しくなり、同国の住宅価格の高騰問題に拍車をかけているそうです。

オーストラリア建設業界を形作る5つの主要リスク )

  1. 延期率の急増が示す山積みの課題

    • 延期率の増加は、業界が直面している深刻な問題を浮き彫りにしています。

  2. 労働力不足が課題の上位に

    • 労働力不足は、オーストラリア建設業界が直面する最大の課題の一つです。

  3. オーストラリアの住宅危機が深まる

    • 人手不足や資材コストの上昇により、住宅供給が停滞し、購入希望者の負担が増加しています。

  4. 持続可能性はぜいたく品ではなく必要不可欠なもの

    • 環境への配慮がこれまで以上に重要視されており、建設業界も持続可能な方法を採用することが求められています。

  5. 高まるコスト圧力による見直し

    • 資材費や労務費の上昇などにより、建設コストが増加しています。そのため、従来の計画や予算を見直す必要が出てきています。

海外を舞台に、もっと日本人が設計、デザイン、施工などで活躍できるように使わせていただきます。