フライヤーづくりで、休憩時間を意識しよう
労働者は、法律により「休憩時間」が勤務時間内のどこかに設けられています。もちろん、学校職員の休憩時間についても同様で、以下の労働基準法が適用されています。
この法律に従って、各学校は少なくとも45分の休憩時間を確保しているはずです。しかし、先生方は、ご自身の勤務校の休憩時間をぱっと言えるでしょうか?おそらく、言えない方がほとんどだと思います。なぜなら、休憩時間も仕事をずーーっとしているから。
もちろん、休憩時間は「自由に利用できる」ので、ご自身の判断で仕事をしてもかまいませんし、コンビニでお茶を買ってきてもかまいません。なんなら、家に帰ってゲームをしてもいいのです。
ところが、多くの先生方はそもそも「休憩時間っていつなの?そんなのあるの?」状態です。これは、かなりマズい状況だと言わざるを得ないでしょう。そこでまずは、校内の先生方に「本校の休憩時間は〇〇です」という周知をすることから始めましょう。
そのためにぼくの実践の1つが「フライヤー」です。下記に、実際にぼくが作成したフライヤーがあります。
ぼくは、このようなフライヤーを作成し、校長先生に許可をもらって職員室や職員玄関に貼っています。A4サイズでカラー印刷をして貼ると、けっこう目立ちますw
また、多くの職員室は前方にホワイドボードがあり、そこに当日や翌日のスケジュールが細かく書かれていると思います。その近くにも、このフライヤーを貼ります。するとたまに(本来あってはいけないことですが)、何かの会議が休憩時間に重なってしまっている時に「この時間は休憩時間にあたってるので、少しズラしましょう」と言えるようになりました。
このようにして、フライヤーを作ることで自分自身も他の職員も、休憩時間を意識できるようになりました。とても簡単にできる実践なので、ぜひ管理職とご相談の上、やってみてください。
なお、ぼくのテンプレのリンクも以下に貼っておきますので、デザインが気に入っていただいた先生は、こちらからコピーしてお使いください。
なお、今回のように、ぼくは働き方改革に関する情報を多く発信しております。また、先生の働き方をサポートするため『定時退勤がちサロン』というコミュニティを運営しており、日々情報発信を続けています。こうした活用に興味がある方は、ぜひ下記にあるぼくのX(旧Twitter)とも繋がってください。よろしくお願いします(^^)/
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