【経営】キーエンスの秘密①年収
何かと世間を騒がす会社キーエンス
それは社員の平均年収や株価と時価総額にあると思います。特に一般の人から見て年収が高い会社というのは、「うらやましい」という思いと「何か(よくないことが)あるに違いない」という推測からかと思います。
この会社の本社で18年以上勤めた私が断言します。
とてもいい会社です。健全です。
もちろん、合う合わないはあります。それは夫婦や友人関係でも同じです。
この記事では、そんな秘密に迫ってみたいと思います。一方、一言では言い表せないので、小出しにしつつ、確信に迫る記事は有料にするかもしれません。
社員平均年収
キーエンスの社員平均年収は2018年で2000万円を超えました。一般的に500-600万円程度と考えるとその3倍以上のため、驚異的な数字であることがわかります。
ここで世の中の人は、「こんなに給料が高いのはブラックだからだ」とか「長続きしない」など憶測でウワサを立てます。
実はそんなことは全くないのです。
付加価値と利益
なぜこんなにも社員に給料が支払うことができ、なぜそうするのか?
答えは、次のとおりです。
①付加価値の高い商品を販売し利益を得ているから
②社員に業績の一部を還元し、社員が付加価値の高い仕事をしているから
この①②がよいフィードバックがかかり、①だから②が実現でき、②だから①が実現できるのです。
これは、別の会社が「じゃウチもそうしよう!」といきなり変化できません。キーエンスでは、初めからこれが可能な事業分野を選択していますし、何より社内の「みんなでがんばる」風土が根付いています。
上記の内容を実現するために、
・人事考課と目標設定
・行動指針
・効率化
などなど様々な要素が絡み合っています。
これから別の記事で、その詳細や具体的事例を話していきたいと思います。
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