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【メントレ】本番の演奏の記録・振り返りのススメ

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アーティストメンタルサポーター、山口美智代です♪

あなたは本番の演奏で録画や録音などをして、あとで振り返ったりしていますか?

「過去は振り返らないタイプなので!」という方もいるかもしれませんね。
いつも演奏を楽しめているのなら、それでいいと思います。

ただ、自分の演奏に自信がない、緊張しすぎていつもうまくいかない、集中力が切れやすくて細かいミスが多いなど、なんとなく本番終わりにモヤモヤしてしまう方は、ぜひ本番の記録を残しておくことをオススメします。

そしてできれば早めに振り返りの時間を設け、良かったところや、次の演奏に活かせることはないか探してみましょう。

なぜかというと、もちろん演奏技術の向上にもつながりますが、練習のモチベーションアップや次の本番の精神状態にいい影響を与えるからです。


効果的な振り返り方

記録してただ「練習不足だった」「体調不良だった」などと振り返るだけではまったく意味がないので、しっかり分析をすることが大事です。

まずは演奏を振り返り、それぞれ良かった(うまくいった)ところ、良くなかった(うまくいかなかった)ところを探していきましょう。

※なぜ「ダメなところ」でなく「良くなかった(うまくいかなかった)ところ」と表現したかというと、個人的に前者は否定的で曖昧な表現だからです。

そして、なぜ良かった(うまくいった)のか、なぜ良くなかった(うまくいかなかった)のか、その理由を考えてみましょう。

そのときの精神状態や、身体の状態をよく思い出してみてください。

たとえば、
1曲目は適度な緊張感で集中して弾けたのでうまくいった。
5曲目は音響ハプニングで焦ってしまい、力が入ってミスをしてしまった。
など、具体的に思い出してみてください。

次につなげるために

振り返りができたら、良くなかった(うまくいかなかった)ところを次につなげるにはどうしたらいいかを考えます。

先ほどの例でいえば、5曲目のようにならないように、リスクマネジメントをしておく、演奏を始める前に緊張コントロール・注意コントロールを行うなどです。
※太字についての解説は大事なライブがある人のための読んで実践メンタルトレーニングの記事をお読みください♪

そうすると次の本番までにやるべきこと、達成すべき目標が見つかります。

明確な目標とそのための手段ができることでモチベーションも上がります。

漠然と、「次はいっぱい練習しよう」で終わるのではなく、このようにしっかりと分析をして本番の演奏力をワンランクアップさせましょう♪


大事なライブがある人のための読んで実践メンタルトレーニングでは9回にわたって本番に向けたメンタルトレーニングの方法をお届けしています!

本文に出てきたリスクマネジメント、緊張コントロール、注意コントロールの詳しいトレーニング方法なども載せていますのでぜひご覧ください♪


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