繊細になったきっかけを知ろう!~アーティストさんが生きづらさから解放されるために
アーティスト心理カウンセラー山口美智代です♪
突然ですが、あなたがいつから自分が繊細になってしまったのか、なぜそうなってしまったのか、思い当たるきっかけはありますか?
知らず知らずのうちに音楽活動に影響を及ぼし、気づいたらそうなっていた…という方もいらっしゃるでしょう。
HSPやHSS型HSPは生まれ持った気質ではありますが、育ってきた環境によって変わるので、いい方向に繊細さが現れる人もいれば、悪い方に現れる人もいます。
繊細さが悪い方向に出るようになってしまったきっかけは、過去のつらい思い出を見つめ直すことでわかります。
音楽に関わる思い出はもちろん、まったく音楽と関係ないことがトラウマやコンプレックスに繋がっている場合もあります。
過去の自分を癒すことで、生きづらさから解放されるための一歩を踏み出すことができます。
もしかしたら人によってはつらい思いを掘り起こしてしまうことになるので、決して無理はせず、落ち着いた時に取り組んでみてください。
まずはなんでもいいので書くものと紙を用意してください。
心の準備ができたら、さっそく始めてみましょう。
思春期の些細な出来事がきっかけになることも
思春期の苦い思い出はすべてではなくとも、あなたのいまの繊細な性格を作るきっかけになり得ます。
レッスンで怒られた経験や演奏で笑われた経験など、ショックだった出来事・恥ずかしいと思った出来事はどんなに些細なことでも影響を与えることもあります。
また失恋や、受験・就活などで失敗し、自分を否定されたような気持ちになった経験は、いまのあなたの人間関係や自己否定などに繋がります。
わたしの場合は失恋の経験が音楽活動にもかなり悪い影響を与えていました。
どんなに些細なことでも大丈夫なので、いまでも嫌な気持ちになる思い出をひとつずつ書き出してみましょう。
子供時代、どんな家庭環境で育ってきたか
子供の頃の家庭環境はいまの自分の性格に大きな影響を与えます。
もちろん暖かい家庭で育ってきた方もいると思いますが、両親や祖父母、親戚のちょっとした言動が心に傷をつけていることもあります。
過干渉だったり、いつも感情的に怒られていたり、コントロールされていたり、否定の言葉を投げかけられるような経験はありましたか?
以前カウンセリングを受けてくださった方は、お父さんからの否定的な言葉で自分のアーティスト活動に自信を持てずにいました。
もし思い当たることがあれば、その時どんな気持ちになったかも併せて書き出してみてください。
いまのあなたが癒してあげる
「思い出す」→「書き出す」が終わったら、その時のつらかった気持ちをいまのあなたがしっかり受け止め、「つらかったね、今までよくがんばったね。もう大丈夫。」と自分自身に言ってあげてください。
自分を癒やしてあげるってなかなか難しいし小っ恥ずかしいと思いますが、小さな子供やあなたの大事な人に優しく声をかけてあげるような気持ちで、接してあげてください。
まとめ
過去をなかったことには出来ませんが、きちんと心の整理ができれば「そんなこともあったなあ」と思えるようになります。
時間はかかっても、何度もそうやって癒やしてあげることで自分の過去を癒し、少しずつ前に進むことができるようになるので、焦らずゆっくりいきましょう。
今日はここまで。
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