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【メンタルトレーニング報告】ワンマンライブを終えて

アーティスト専門心の相談屋、山口美智代です♪

昨年12月15日に無事にワンマンライブを終えて、8月から続けてきたメンタルトレーニングも一区切り付きました!

結果から言うと、今までの自分の企画ライブ史上、最高のライブにすることができました!

今までも定期的にトレーニングの内容を簡単に書いてきましたが、そのまとめとしてお話していこうと思います。

※ドン・グリーン氏著書、「本番に強くなる!演奏家の必勝メンタルトレーニング」を参考にさせていただいています。

お伝えする内容はあくまでわたしに合ったトレーニング方法となってますが、ワンマンライブや大事なイベントが控えているアーティストさんにぜひ参考に読んでいただきたい内容です!


①宣誓書作成、目標設定

まず今回のライブをする上での自分のいちばんの目標を設定し、それを周りやサポーターの人に知ってもらうことで、最後までやり切るんだという気持ちを作ります。

自分の中だけに留めておくと、どこかで甘えが出てきてしまうからです。

わたしの場合はサポーターの旦那さんはもちろん、あえてSNSでも宣誓書を投稿し、自分の逃げ場をなくしてみましたw

②練習計画・練習日誌

これもけっこう大事でした。
いまの自分の課題を見つめ直しながら今日やるべきことをひとつひとつこなしていく感じ。

今回は1年ぶりののワンマンライブということもあり、メンタル的な部分の調整と、久しぶりに弾く曲を身体に染み込ませていくことに重点を置いていきました。

③イメージリハーサル

当日、自分がどんな演奏をしていたいかを具体的に頭に描き続けることで実際その通りになったので、とても効果的でした。

マイナスのイメージが浮かんだときは一旦イメージをやめたり、なぜそうイメージしてしまったのかを見つめ直してポジティブな方向に少しずつ修正していきました。

④2週間前、1週間前の仮本番

サポーターの旦那さんに協力してもらい、本番と同じような状況で通しリハーサルをしました。

もちろん本物の会場でもなければメンバーもいない状態なのですが、自分と闘うという意味ではすごくいいトレーニングでした。

特に1週間前に行ったスパルタ式仮本番では、わざとスマホの音を流したりドアを開けたり客席での会話を再現してもらうなど、たくさん邪魔をしてもらい、思わぬハプニングに落ち着いて対応する心を身につけました。

演奏に関するフィードバックももらえて、自分では気づけない発見も出来ました!

⑤生活習慣の見直し

睡眠や食事・運動など、普段の生活を見直すことも本番力を高めるには重要。
睡眠時間は出来るだけ8時間をキープし、足りない分は仮眠をして補いました。

過度な偏食や絶食は避けて、バランス良く、仮本番・本番の日の前日・2日前は炭水化物をたっぷり摂ることでエネルギーが蓄えられるそう。

ここ最近歩数計をつけ始めたので、毎日8000歩以上を目標に歩きました。

⑥シミュレーション・トレーニング

本番と同じ流れで演奏するトレーニングで、出来るだけ本番の空気をイメージしながら弾いていきます。

本番の雰囲気に慣れるというよりは、流れを掴むための練習で、本番では最低限この流れができればokというラインを作っておきます。

⑦ルーティン作り

本番15〜30分前に行うルーティンを決めておきます。

ちなみにわたしはまずトイレで出せるぶんだけ出します。
そして、勇気が出る曲を聴きながら、首・肩を回したり、呼吸を整えたり、身体をリラックスさせるポーズを取ります。

緊張感が足りない場合は逆に身体を叩いたりジャンプしたりして緊張感を高めます。

⑧心の対話

トレーニング中に限らず、ネガティブな考えが襲ってきたときは自分自身と対話し、カウンセリングします。

何に不安なのか、どうしたら解決できるのか、その考えの奥にある目的は何かなど、言葉で書き出しながら整理していきます。

これは本番ギリギリまで、ネガティブな考えに襲われるたびに行います。

⑨リスクマネジメント

メンタルトレーニングのサポート演奏編のときにも書きましたが、ハプニングに対してどう対処するかを考えました。

わたしの場合は一度深呼吸をし、自分でどうにかできるものは落ち着いて対応、自分ではどうにもならないものは周りを頼る、というふうに決めていました。

⑩体力温存

本番前日・直前は出来るだけ体力温存を徹底します。

ここまできたらどう足掻いても心次第でクオリティは変わるので、徹夜で練習するのではなく、お笑い番組を見て心を癒したり、勇気の出る映画や曲をかけたりして何があっても闘うという覚悟を決めました。

ちなみにわたしは本番2日目にスラムダンクの映画を観に、TVerでthe Wというお笑い番組を見て体力温存しました。

以上、これらを日々少しずつトレーニングとして入れていくことで計画的に効率的に鍛えていくことができました!

メンタルトレーニングの方法だけでなく、カウンセリングの勉強もしていたからこそ、セルフカウンセリングを通して自分の心を平常心に戻していくこともできるようになりました。

やはりパフォーマンスには技術だけでなく、心と体も重要だということを改めて実感しました!

「心・技・体」すべてがバランスよく作用することでより良いパフォーマンスを目指すことができます。

今後はこのトレーニングを常に取り入れ、パフォーマンス向上に努めたいです!

また、もっとメンタルの大切さをたくさんのアーティストさんに知っていただきたいので、このnoteを通じてどんどんお伝えしていきたいです!


山口美智代のアーティスト専門心の悩み相談室にてあなたに合った本番に向けたメンタルトレーニングの方法を一緒に考えます!

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