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チェンバロ奏者の日記です。音楽のこと、美味しいもののこと、素敵な人のこと。日々のぶつぶつを書こうかな?
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#楽器

越の風 vol.12

越の風 vol.12

11月18日に新潟市民芸術文化会館りゅーとぴあで行われる現代作品の演奏会です。私はチェンバロソロ曲とヴィオラとチェンバロ作品です。
新しく生まれて来る作品に参加出来ることはとても素晴らしい経験です。

新潟には良い楽器が揃っていますね。
りゅーとぴあで楽器と新しい曲の出会いを楽しみにしていてください。
よろしくお願いします。

新潟と言えば
2018年に新潟に所縁のあるエタ=ハーリッヒ・シュナイダ

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チェンバロの音の作り方で悩む

チェンバロの音の作り方で悩む

これなんですけどね。

これの意味するものは第2鍵盤(上の鍵盤)で8フィートと16フィートをaccompagnamento(一緒に)といった意味です。この2つの音色を重ねて音を作ります。
と言うことですが、
まず16フィートはモダンチェンバロの下の鍵盤にのみ備わっています。
少なくとも私のノイペルトチェンバロは下鍵盤に8 と 16.
上鍵盤は8 と 4です。
ノイペルトで弾こうとすると、表記の仕方

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教会の静寂の中。温かい音を聞いた

教会の静寂の中。温かい音を聞いた

先日、牛込聖公会聖バルナバ教会で行われたコンサートに行ってきました。
聖バルナバ教会は1878年設立、2008年に130年を迎えた聖公会の教会です。
今は活動休止となっています。
リコーダー、チェロ、ギターの音楽会

[ルネサンス期のベネチアの貴族たちは、音楽を“ステレオ”で聴いた最初の人々かもしれない。教会の建築にもたらされた変化は、別々の場所で歌う聖歌隊の声をはっきりと分けて聞かせることを目的

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