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スタート地点

こどもの進学について考えていきます。教育行政に対して意見したいとか、ムーブメントを起こして改革したいとか、そういう話ではありません。
あくまでも、自分から選択できる方面で解決していく方法を模索する過程を記していきます。

はい、わたくしたち夫婦は、日本の教育(特に義務教育)についてあまり期待を持っていません。「義務教育=公平な教育=誰もが同じ学力を得ることができる」ではありません。

住んでいる自治体が違えばもちろんのこと、一つの市区町村の中でも地域によってばらつきがあります。「山の手と下町」の違いは、小学校の教育内容にも現れています。

いまは、われわれ家族の生活スタイルを大きく変えない無理のない範囲で、一番ベストな小学校に無事入学させることができているので良かったのです。
しかしそこにたどり着くまでに、本当にいろんなことを調べ、耳にし、驚き、悩み、選択を迫られました。

保育園に無事入れた時から、すぐに小学校のことを悩み始めたといっても過言ではありません。当時の居所から通える小学校は、とても古くそして小さく、地域の商店街からの反対でなかなか廃校にできず、すぐ近くにあるマンモス校に併合できない小学校でした。
無論、そういう小規模な学校の方が望ましいという方もいらっしゃると思います。それはそれで、その方の選択ですので否定はしません。
我々夫婦には受け入れられなかったというだけです。だって6年間一度もクラス替えがないんですょ…

一方で隣の市町村では、例えば、国語や算数であれば通常の2倍のスピードで授業を実施し、且つ教科担任(担任の先生とは別に算数だけを補助する先生)が授業をサポートし、落ちこぼれが発生しないようにしっかりケアしてくれる、早く終わった分繰り返し何度も練習したり、義務教育で定められている以上のより深い授業を実施したりと…特色ある授業を展開しています。

どちらが良いかは、人それぞれ。私たち夫婦は隣の市町村の教育方針に感銘を受けました。どうしたらその教育を我が子に受けさせることができるか!
答えは簡単です。引っ越しすることです。その市町村のその小学校の学区に引っ越せばいいんです!

(もちろん私立の小学校に入学させるという選択肢もありましたが、まだ5歳の我が子に小学校の受験をさせるのは、さすがに忍びなく…)

今はまだ低学年なので、良い選択をしたかどうかは、まだわかりません。とはいえ、こどもから聞く話、お友達の状況、我々夫婦が学校見学で見える範囲においては、理想的な教育環境を得ることができたと思っています。

さぁ次です。中学生です。準備は早いに越したことはありません。
中学校の先には、高校生、大学生と続きます。
単なる親バカですが、我が子には良質な教育を受けてほしいと思っています。質の高い教育は人生において無駄にはならないと思っています。それを生かす生かさないは本人の自由ですが。
少なくとも本人が自分の人生を考えなければいけなくなった時に、十分は選択肢の中からやりたいことを選べることができる状態にはしてあげたいと思います。

親と子の新たな挑戦の記録を始めたいと思います。

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