ちょいちょい書くかもしれない日記(サポーター)
ありがとうございます! 毎日のスキが積もり積もって8万!
凄い数です。ありがたいです。
どっかの作家の日々の取るに足らないことばかりを、好きで読んでくださっている方がそんなにいるなんて……というのは毎度信じられない思いですが、これからもよろしくお願い致します。
チップもありがとうございます。
「ごっそさーん」「ありぁとござましたー」のあとにテーブルに残されたお金って感じで嬉しいです。
エプロンのポケットにないないさせていただいております。(前文おわり)
長時間つけていると痒みが出てしまうのと、上の端から軽く折り畳まれてくるのが玉に瑕だが、バンテリンの膝用サポーターを使っている。
少なくとも冷えないし、関節に多少の安定感も出るように思う。
スポーツ用のサポート機能が強いものはさすがに常用するには強すぎるので、このくらいが適切かなという感じ。
昨夜、ワコールが作っている膝サポーターを見かけた。
ワコールなら、肌にはもっと優しいかもしれない。試してみることにした。
冷えから解放される初夏までのお付き合いになるだろうから、快適性と安定性のバランスがよきものを探りたい。
母は、打撲で酷い顔になってはいるが、食事で嚙むことに特に不自由がないので、昨日強打した顎も大丈夫でしょう、とのことだった。
口の中を切ったりしていないか心配したが、それも大したことはなさそう。
歯磨き、洗顔、ヘアセット……毎日の他愛ないルーティンでも、今の母には、すべてを自力で綺麗にやりきることが難しい。
施設のスタッフが手間と時間をかけてアシストしてくださるのは、大変にありがたい。
母の口元に、まばらに、しかしかなりしっかりめの毛が生えているのが気になるので、今度、剃っていいですか、とスタッフさんに訊ねたら、「それ、私も気になってはいるんですが、入居者さんのお顔に刃物を当てるわけにはいかないのでそのままにしていて……」とのお返事であった。
そりゃそうだ。
予想外のタイミングで動かれたりしたら、インシデント不可避だもんな。
じゃあ、皮膚が切れないやつで私がやりますね、とお伝えした。
月曜日、あの口紅みたいな形の安全な電気シェーバーを持参するとしよう。
今日は、実家売却にまつわる会合2回目(にしておそらく最後)に必要な書類を整理した。
母の代理人を、しっかり務めなくては。
弟に「買主さんにお渡しするから、車庫のシャッターのリモコンと実家のカギを回収するよ」と言ったら、「どっちも捨ててもた」とのこと。
君は本当になんでもほいほい捨てる人やな。
とにかく似ているところの少ない、むしろ対照的な姉と弟なのだが、こんなところもか、ともはや可笑しい。
そういえば、弟の家はいつもスッキリしていて物がない。
ないというか、見せない場所に収納できるだけしか置かない感じなのだろう。
すぐ近くに24時間スーパーとコンビニがあるので、いわゆる買い置きの必要がない……と義妹は言っていた(物凄く羨ましい)が、たぶんそれだけでなく、処分を躊躇わない夫婦なのだろうと思う。
ミニマリストではなく、本当に気に入ったものしか手元に残さないタイプの。
まあ、カギなどはそのうち交換なさるだろうし、私の手持ちをお渡しするだけで事足りるだろう。
冷凍庫の整理を始めたので、豚の切り落とし肉を解凍して、夜は焼きそばにした。
実家で焼きそばを作ると、母が「明日のお昼の分はある?」と嬉しそうにタッパーを持ってきたものだ。
丸いタッパーにぎっしり詰めて、最後に大好きな紅ショウガをあるだけ載っけて、ほくほくと蓋を閉めていた。
その笑顔を思い出した途端、無闇に寂しくなってしまって閉口した。
父も母も、思い出すのは笑顔ばかりだ。
たぶん、険しかった時間のほうが遥かに長いはずなのに。
記憶は、本当に都合よくできていると実感する。なんでも勝手に美しくするんじゃないよ。