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赤ちゃんと自分たちの心地よさを共存させたい

出産後の生活に向けて今のうちに色々準備しておかなくちゃと焦っていたのですが、
本多さおりさんの『赤ちゃんと暮らす』を読んで、プレッシャーがワクワクに変わりました!

すごく共感したのが、里帰り中に本多さんが感じた下記のこと。

恵まれた環境にもかかわらず、2週間もすると我が家が恋しくなってきました。「あの家で、家事がしたい。暮らしたい」という気持ちがむくむくと湧き上がってきたのです。自分にとって "暮らす" とは心を整えるすべであり、自分でつくり上げたあの部屋を本当に愛しているんだなあと、実感しました。

『赤ちゃんと暮らす』p42より

私も、部屋を整頓したり料理をしたりするのが大好きです。地に足をつけている感じがして、自信を取り戻せます。
私にとって暮らしとは、心を整え、自分を確立するために大切なこと。

子育てが始まったら掃除や料理を好きなようにすることは難しいけれど…こちらの本を読んで、家族みんなが幸せを感じられる暮らしを実現したいなと思いました。
子どものお世話は優先するけれど、自分たちの生活を削るというよりは、赤ちゃんと自分たちの心地よさを共存させるという考え方でいきたいです。

最近まで、出産後の生活をイメージしたときに追われるような気持ちが先行していました。
授乳やおむつ替えのときに無駄な動線が発生しないように、リビングのレイアウトを考えなきゃ、
大量に増えるであろうベビー用品をあふれさせないように、収納棚を整理しなきゃ、
ハイハイが始まる前に部屋の危険なものを撤去しなきゃ、など…
ひとまずマイナスをゼロにしなければという、後ろ向きな考えに。

でも、本多さんの素敵なご自宅の写真を眺めていたら、赤ちゃんと暮らす部屋を整えるのって楽しいことだよなあ、と気持ちが変わりました。
おくるみやクーファンなんて見ているだけで癒されるし、おむつや保湿剤を入れておくバスケットもかわいいものがたくさんあるし。それらを手の届きやすいところに収納して、整った心で赤ちゃんをお世話したいなあ。

また、ベビーグッズは最初からすべて揃えなくても、暮らしていくなかで必要かどうかを検討しながら買い足していっても大丈夫なんだと気づきました(勝手に完璧を追い求めていました…私の悪い癖です)。

出産後の生活の準備、やっと楽しめそうです。
まずは、これだけはやっておきたいこと・揃えておきたいものをまとめて、夫と共有するつもりです。

本多さんのご自宅はナチュラルなインテリアで、ベビーグッズや生活用品の一つひとつを厳選されていて、どこを切り取っても素敵です!
残念ながらセンスがない私で、我が家は生活感にあふれています…
あと、カラフルなものが多くて統一感がない汗
それでも、夫と私の好きなものが集まっているから、それはそれで良いかなあと思っています。自分たちが楽しめることがいちばん大事!
ベビーグッズもカラフルなものが好きだから、ますますにぎやかな部屋になりそう。

とりあえず、キッチンをもう少し変えてみようかな?と計画中です。
ミルクや離乳食を作りやすいように作業台を整理して、収納棚にスペースを作って、カップボードにはかわいいクロスを敷いて…
家の中でいちばん好きな場所がキッチンなので、私好みにしたいです☺


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