小説熱が高まった!『書店ガール』
noterさん・ゆずもちさんのおすすめで読んでみた小説です♪
おもしろくて一気に読んじゃいました!
理不尽な状況下、次々と降りかかってくる困難を書店の仲間と乗り越えていく…スカッとする展開がたまりませんでした。
古い考えでガチガチの上層部にガツンと言ってやるシーンとか。
理子、亜紀ともに気風がいい女性で憧れます。いろいろあって最初は険悪なムードなのですが…お互いを認め合っていくプロセスがとっても良かったです。
2人みたいに、本気でぶつかれる相手がいるのっていいなあ。
シリーズ2作目は、妊娠した亜紀とともに書店を動かしていく話。
「子どもを持つ女性は仕事をするな、ということですか?」のセリフにどきっとしました。
いくらサポート体制が整っていても、周囲の助けを借りる準備ができていても…現実的に無理と分かった時点で、育児と仕事の両立は諦めるしかないんじゃないかな。
と、心のどこかで思っていた自分がいました。
無理、諦めようという判断は早いほうが良いんじゃないかな、子どもや家族、自分にとってはそのほうが良いんじゃないかな…と。
ベースにその考えがあるから、仕事に対して及び腰になるんですよね。
続けるための方法を模索し続けるという選択を優先したいなと思いました。
その結果、「今は仕事を離れるけど、○○という形で戻りたい」ということになればそのほうが希望が持てますし…
妊娠中の身として、考えさせられるストーリーでした。
でも、理子のように「何か方法があるはず」と親身になってくれる上司がいたら良いだろうなあ。
周囲にそう言ってくれる人がいると、勇気が出ますもんね。
「本好き、書店好き必読!」というキャッチコピーがぴったりの作品でした。
リアルで存在する本のタイトルが作中にも何十冊と出てきたのが興味深かったです。
作家の先生って、どれくらいの本を読んでいるんだろう。一冊ずつ知り尽くしていないと書けないだろうから、本当にすごいなあと…
書店の裏側も知ることができて面白かったです。書店に行きたくなりました!
あと、もっともっと本が読みたくなりました。図書館にある小説の棚の本をぜんぶ読んでみたいな~という気持ちも(笑)
小説って読めば読むほど読みたくなりますね。その世界に没入していく感じ、時間を忘れて読んでしまう充実感、最高です!!
ゆずもちさん、教えていただきましてありがとうございました♡
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