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ブラッシュアップ

北京オリンピック、悲喜こもごもですね。スポーツは詳しくないのですが、少し気になることがありました。

高梨沙羅選手のメイクについてです。

彼女のお化粧やが外見の変化、イメージチェンジなどを、非難する一部の声があるようです。

化粧などしていないで練習に打ち込め、的なことのようです。

私には理解できず、賛同もできない意見です。

ノーメイクが良き。地味が良き。それで結果が付いてこないのは良し、ですか。逆に見た目ブラッシュアップをする選手の結果には物申す、と言うことですか。到底理解できません。

外見と努力は全く関連はないですし、女性に生まれたからには、大いに自分磨きを楽しめば良いと思います。

私はピアノの先生業をしています。

ピアノに携わるとき、外見の派手、地味、は関係ありませんから、私は思いっきりしたいようにしています。基本髪色はいつも明るいですし、最近は赤髪です。何かそれがまずいですか。

地味にしているとピアノの先生らしい、そんなフィルターが一般的でしょうか。

私は

本業である「ピアノを教えること」もっと言えば、 「きちんと弾けるようにすること」が使命です。

そこが揺るぎなく、出来ていれば、メイクが濃かったり、髪色が派手だったり、していても良いでしょ。そんなふうに信念を持って生きています。

幸せなことに、生徒さんはみんな、頑張っていて、みるみる上手になりますし、学校での伴奏者に選ばれたり、コンクールで素敵に弾けたり。嬉しい限り。

校則も、反対です。ツーブロが禁止とか、髪染め禁止とか、しょうもないことを学校はやっているなぁとがっかりいたします。ファッションなどは好きなように、自己表現をするべきだと思っています。

夏休みなどになりますと、生徒さんはネイルをしてきたりします。幼稚園児も、可愛いピンクや赤を塗ってきます。私は、萌え袖や腕時計は、注意したりしますが(実際の演奏に支障が出るので)、ネイルは微笑ましく思っています。おしゃれ心は小さい子も、歳を重ねた方も同じですよね。

近年、アスリートの女性たちも、本当に美しくメイクをしていますし、自分の外見に気を配れるゆとりがある日々の方が、充実していると思っている私です。



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