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炭酸水で割りたいほどの暑い夏に考える『いいコミュニティ』のキーワード。

夏が急に暑くて濃い。

お願いですから炭酸水で割らせてくれませんかと言いたいくらいにほどに濃い。今まで外に出たくて仕方なかったのに、もうこの暑さではクーラーがない所には行きたくない。「なんて人間はわがままなのだ!」なんて言って美味しくハイボールを飲む日々を過ごしている。

4月以降、オンラインのコミュニティをいくつも企画した。いまコミュニティの大切さをとても感じるし、コミュニティの企画運営はとても楽しい。先日やった100人でのブレストでアイディアが800個以上に溢れて、メンバーがペアを組んで1on1の対話をしたあとに他己紹介をすることによってメンバーがさらに繋がっていく様子が最近の嬉しいトピックだ。

きっとコミュニティにはコミュニティの数だけ独自のルールや文化があると思うのだけれど、いいコミュニティとそのいいコミュニティであるためのトリガーのようなものについて考えていきたい。コミュニティを設計するための要素については違う記事で触れているので、今回は違う角度から。

いいコミュニティは「持続的にいいアウトプットが出ている状態」


いいコミュニティは「持続的にいいアウトプットが出ている状態」だと考えている。「みんなでやりたいアイディアある状態でみんながいい関係にある状態」をどう作るのか。コミュニティを作るときはまずこの問いから始める。


コミュニティの関係構築の初期段階
コミュニティが始まる初期「自己の開示」と「他者理解」の2つから始まる。きっとどのコミュニティもメンバーの自己紹介から始めていると思う。「みなさん初めまして!」から始まり、趣味や好きな本について語る例のやつだ。ただ、この自己紹介で相手のことを深く知れた!と感じている人はたぶんあまりいない。

このよくある自己紹介制度の問題は、持続的でないこととコミュニケーションが一方的に終わりがちな所にある。1回自己紹介して少しコメントをもらって終わってしまうのだ。では、持続的でもありコミュニケーションが双方向な手段は何だろう。僕がオススメするのは1on1&他己紹介だ。

1on1は1対1のペアになって対話をしながら相手を深ぼっていく制度だ。最初1on1は緊張があるものの、1時間程度すると色んな話を聞ける。そして、このあとに他のグループメンバーに他己紹介をしてあげることが肝だ。私が1on1をした方は、こんな人でしたみたいな形で。

他己紹介はする方もされる方も気分がよくなる魔法のような制度だと思っている。紹介をされると他のメンバーから興味を持ってもらえる可能性があるし、さらに自分がどう見られているのかが分かるから楽しい。この1on1と他己紹介はコミュニティの初期にとってもオススメな手法だ。もし、なれてきたら1on1の2人でやりたいあたらしいアイディアを出して他のメンバーにシェアをするみたいに変えてもいける。


コミュニティの大切なトリガーは「メンバー」と「外への力」
コミュニティが続いていく大切なトリガーはメンバーであり、そして外に広げる力が大切だと思う。とくに「外に広げる力」が重要だ。

例えば、1on1をしたとしてもその2者間だけでは終わらせない。そのアウトプットがどこにも出てこないと関係は2人だけで終わってしまいきっといつかは終わる。これを誰かに共有することでまた新しいつながりが生まれそのつながりはどんどん強くなっていく。

多くのメンバーの点同士が少しずつ繋がって絡み合ってきた時に「持続的にいいアウトプットが出せる状態」につながる。もちろんすぐにはこの状態にはならないので、少しずつ関係を深め繋がっていく。そして、もちろんプレイフルで楽しいことは忘れずに。

今日はここまで。

おわり。


ありがとうございます!また新しい旅に出て、新しく感じたことや学びを言葉にできればと思います!あるいは美味しいお酒を買わせて頂きます。そして、楽しい日常をみなさんにお届けできれば。