創意工夫が持たない暮らしに近づく〜私の原点に立ち返る〜
こんにちは!
みちのえき666です。
最近キッチン周りのお片付けを隙間時間にやっていたのですが、頂き物のお菓子の箱を見て、あ!これだよね、コレ!と、私の子ども時代のことを思い出しました。
私が物心ついた時から、紙製品は切っても切れない縁があります。
なぜなら、私の実家は自営業で表具屋さんなのです。
父は有限会社を立ち上げ、ふすまや障子、屏風などの制作や、張り替えをする職人仕事をしています。
現在は主に、住宅などの壁紙や床、絨毯、カーテンなどを扱う内装屋として兄が二代目を継いでいます。
私が5歳くらいの時に今の実家に引っ越して生活をしていましたが、実家の隣に作業小屋があります。
そこには紙製品が沢山あり、中には高価な和紙や建具も沢山あるのです。
材料として余った壁紙(クロス)も産業廃棄物として片隅に置かれていたりと、幼少期の私にとっては物づくりに使える材料の宝庫で、職業柄道具も沢山ありました。
小学生になり、図画工作の授業が一番好きで、特に創意工夫でモノを作る工程が好きでした。
兄とは歳が離れている為、一人っ子のように育った環境で一人遊びが得意で内気な性格でした。
一人で遊ぶにも自分なりに楽しくする為に工夫が必要で、何か楽しめることは無いかと常に考えていたように思います。
一人遊びの中で夢中に楽しめていた事と言えば、家にある廃材を使って何かを作ったり、部屋の模様替えをしたり、絵を描いたりと、とにかく手を動かしている事が楽しく、アイデアやひらめきのままに動いていました。
今は簡単にDIYが出来るモノの一つとして、100円ショップなどでも貼って剥がせるオシャレなリメイククロスや、可愛いDIY雑貨がありますが、昔はそんなモノは無かった時代。
ホームセンターに行けばあったかもしれませんが、(二十年以上前のホームセンター事情は謎)私の場合は作業小屋に行けば廃材クロスも建具も沢山あり、その中から父に使ってもいいモノを聞き、ダンボールに両面テープでクロスを貼りつけ見映え良くリメイクし、取手をつけてカラーボックスの収納ケースにしたり、お中元で頂いたゼリーの空き箱を収納ケースとして使って、お部屋を自分好みにする事で満足感や充実感を得ていました。
自分で頭の中にイメージしているものが、自分で作り上げていく工程がとても楽しく好きでした。(今でも好きです)
↓以前、Room Clipと言うアプリ内で特集記事に載りました。
↓真っ白なチェストをハギレなどを使いリメイク。
そして、まだ使えるモノを捨ててしまうのはもったいない。と言う気持ちが、私の育った環境と共に子どもの頃から自然と身に染みついてしまっていたのだと思います。
なので、ここ数年流行りのリメイククロスを使ってDIY特集!みたいな記事やTV番組は
いやいやそんなん、20年以上前の小学生の私がやってたことよ。
と思ってしまうのです。
貶しているわけでは無いのですが、昔なら綺麗な包装紙を使ってリメイクしたりする事って、やられてた方も多いと思うんです。
今はそんな手間のかかる事をするよりは、100円ショップでオシャレな収納ケースを買ってしまった方が早いし、見映えもいいですしね。
便利な世の中になった事で、工夫することや、代用できるモノがある事を立ち止まって考えずに、簡単に問題解決出来てしまう。
それが、モノが増える原因でもあるように思います。
見映えのいい収納ケースが欲しくなるのも凄くわかります。以前の私がそうでした。
でも、ふと思い出した自分の子供時代。
小学生なので、お金をかけずに創意工夫をして、何かを作り上げる楽しい時間や小さな自己満足を積み重ねて暮らしていたなぁ〜と。
自分の部屋で使う収納ケースは、空き箱やダンボールをクロスや包装紙で見映えよくリメイクしたボックスを使っていたよなぁ〜と。
今、その事を思い出してまた少しずつ収納ケースと言うものが我が家から不要になってきています。
紙のモノなら資源ゴミとして容易に手放せたり、一時的に収納ケースとして代用したり、意外と利便性が高いんですよね。
↑こんな感じで使用中。なんとも普通。映え無し。
↑左側は紙袋を収納ケースとして使用中。映え無し。隣のキッチンハイターなどが入っているところにも空き箱を収納ケースとして使用中。
今までIKEAのケースを使用していましたが、これまた不要になりました。
と言った感じに、使い捨てが出来てリサイクルでき環境にも優しい。プラスチック製品が少しずつ我が家から無くなり、持たない暮らしへと地味に歩んでおります。
子ども達が小さな頃は、2L6本入りのお茶が入ったダンボールをクロスでリメイクしておもちゃ箱として使っていた事もありました。
もう7年前くらいの話なので写真などは残っていませんが、重いモノが入っているダンボールはとても丈夫な素材で出来ているので、そんなに直ぐには壊れないんです。笑
その時のライフスタイルや、暮らしに合わせて家具や収納用品なども入れ替えが必要になるので、一時的に紙製品の収納は扱いが楽なのでおすすめだったりします。
見映えの良いきちっとした収納ケースも、すっきりしていてとても素敵です。(シンプルは万人受け良し)
そんな暮らしに憧れて今の今まで生活していました。ミニマムライフを目指し、モノを手放してきた事によって収納ケースが不要になりゴミになる。
ゴミにするくらいなら、自身の子ども時代を思い出して収納ケースを買わなければよかった!と、悔いても悔やみきれません(;_;)
大人になると、大事な事を忘れてしまうんですね。
子ども時代の頃に立ち返った事が出来たことは、私自身が一番忘れてはいけなかった原点なのかもしれない。と思った次第です。
ではでは、今日も長々とありがとうございました\( ˆoˆ )/
皆様にとって素敵な一日になりますように☆
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