科学小説「月からの手紙」36話(最終話) 1 道野櫂 2021年10月27日 12:34 科学小説「月からの手紙」36話 (最終話) 守護者久しく時がながれ、 月で生まれた子どもたちが先人たちの眠る場所に 枯れることのない花をたむける。上空のまばゆい光に気づいた子どもたちは、ロボットのほうを振り返り地球を指さした。そこには、破壊をまぬがれてきた青い地球がまるで宇宙の奇跡のように浮かんでいた。太古より月に見守られてきた地球は、ようやく人類が守るべき星になったのである。 「月からの手紙」完 もくじ ダウンロード copy この記事が参加している募集 宇宙SF 5,842件 #小説 #SF #宇宙SF #科学技術 #近未来SF小説 1