#74 第5回ふりかけラジオを振り返る 「五里霧中を無我夢中」
聞いてみた~大学・受験・キャリア~
M・マユさん=教育系大学(英語)卒で教師のち物流系企業へ。
H・ひかる君=大学で政治専攻・大学院修士。次期中央官庁へ。
K・カナル君=大学2回生で行政学
K・とみん=教員
以下アルファベット表示。
12月9日に第5回ふりかけラジオを放送しました。
今回の放送はこちらからお聴きいただけます。
Q 受験の経験で得たものってなんだろう?
M=受験はつらい、悔しいこともある。これはそう。でも、それを乗り越え
た事実と自信がある気がします。
H=つらかたですね(笑)。でも高校の授業が大学の授業の基礎になって
いるというのは意味があると思います。一つの教科で学んだことが他の教
科にもつながっていく。いろんな面で教科がつながっていくので。
K=たしかに、意外に関係ない高校の授業でもあとで関連あるってとかがあ
りますね。たとえば、大学でワクチンのメッセンジャーRNAとかいわれ
とき、そういや高校の生物の授業でやったなー、とか。高校の授業は大学
授業の基礎ではあるわけで。少しの聞きかじりの教科が大学の授業でつな
がっていくということは経験してます。
Q 学部や勉強で個人的に大事に思うこと?
M・予測困難な時代といえわれて本当にそうだねって思います。でも勉強の
中身というより勉強のハウツーや手法は自分に残りますね。
H・たしかにそうで、大学院ではなにか教えてもらうという姿勢はなくて、
自分から何かを求めていくことが必要になってくるんで。
K・勉強の作法を身に着けるか感じですね、たしかにそれはなくならないし
身についていく。お話きいててどうでしょうか?とみんさん
T・受験やって教科であらためて発見したことってなかったですか?学習の
質が上がるのはどんな時かというと、修羅場をくぐるとき、ってアメリカ
の論文にもかいてあるんだよね。きちんともがける人が残るんだろうね。
勉強をやってると、自分ができるできないがはっきりわかるでしょ。
T・だからいいんだし、得手不得手、その手法は残る、プラスに考えるとそ
ういうことを身に着けるチャンスだということですよね、受験は。顧みる
に、私自身、数学は苦手なんですよ、けど、経済学やると数学でてくる
し、もっとやっていればなーって、思いましたもの。文理融合ってそうい
うことですね。あとで気づく。
Q 高校受験・高校選択で大切に思ったこと?
H・高校に行ったあとのことはなんとなく考えていました。どういう進学が
高校のとにはあるんだろうか、と。進学した高校のクラスは普通科で分
離融合の特別なクラスでした。だから勉強の手法とかの重要性は感じて
いました。
K・大学院進学はいつ考えてたんですか?
H・大学院進学はフランス留学のあとの大学2回生後半に考えはじめてまし
た。留学先が学部と修士が一体で修士レベルでないと専門性ってないよ
ね、ということになる感じでした。そこからです。そういう世界で生き
ていくには専門・修士が普通なんだ、と。
K・国の外に出てわかるんですね。
H・国連とかユニセフでは修士が必須でキャリアをひろげるは大学院は有利
だと思いました。
Q 中学と高校の授業の違いって?
M・大きく違うということがあります。私が行ったのは私立の進学校だし、
全員を一定水準にではなく、各自がより高いところにが向かうというベク
トルがあります。ここが中学校と違うところです。スポーツもより高いと
ころへという傾向がありました。
先生にもそういう思いがある。
生徒も自分で道を開くという感じがある。つまり、そういう学校、そこに
行かないと出会えない層というのがあります。
H・中学校(附属)ではグループの授業が多くて、話す機会がたくさんあった
んですが。高校では一斉授業でほんと面白くないなーって。
Q 大学生活役立つことってありますか?
H・自分で自分でアップデートする力というか、本を読んで、まとめてアウ
トプットする力というのはつきましたね。それが一番大きいです。人が学
ぶときとおいうのは、質の担保があっていつでも学べるということになる
と本から学ぶということになりあすよね、この本を読むというのは重要な
力ですね。
K・そうか、それは、僕も手に入れよう・・。(笑)
M・自分で自分キャリアをデザインする力ですかね。大学では時間割を自分
で選択するし、そうなったときに文理融合が言われた時代、そういう世代
ですよね、で、前回言ったように、うち大学では理系の教科がとれたりし
たんで、そうなると、卒業証明書が自分が身につけたものが結果として表
現されてくるわけです。それが結果として転職とか就活にも生きてくるし
割といいスパイスというか自分のキャリアになるってことですね。
K・そういうのはあんまり考えて授業選択してなかったな。
新鮮な考えだな。
M・もちろんそれは結果論ではあるんですが、自分を一人の人として、そう
う冒険してみていいんじゃないかという気がします。
Q・当面の目標ってなんですか?
M・社会人のピースとして自立することですかね。自分の時間も作り仕事も
して、程よくおいしいものも食べて、バランスとりつつ。
H・僕自身は新しいこと経験するのが好きだし、このあと就職するんですけ
どそこでもあらしいことが経験できると思うのでそれが楽しみというか、
目標ですかね。それ自体が楽しいです。
K・とみんさんは?
T・当面どころかずっと・・・そうですね、ずーっと学校というところ関わ
ってきて、まだ未完成な処がいっぱいあるんですが、学校が居心地よく学
ぶ所になればいいかなーって思ってやってきてるんです。それをこのラジ
オを基礎にし支援できれば。次世代に引き継げる機会になれば、と考えて
ますね。
Q 大学は第一志望でなかったけど?
H・そこでできることを、自分の置かれた環境できる最大限のことをする。M・キャリアを戦略的にやってるわけではなくて、その時は興味関心にむて
てテイクしている感じです。まあ、落ち込んだし腐ってしまうこともある
けど。できることをやっていたら、結果が出る、と。
T・受験は感情も気持ちもあるから修羅場だけど、そう言うことを乗りこえ
だめでも次行くというのがだいじだね 大丈夫さかな。
M・わりとそういう性分だったから(笑)血気盛んな女子です(笑)。
H・周りの人との比較、何も努力しなくていい大学に行くやつに負けたくな
いっていうのはありますね。
T・前向きですね・・。
K・僕まで元気もらった、金払ってでも聞くべきでしたね。
M・ありがとうございました。
H・ありがとうございました。